野良馬ヒンヒン

思いつきを記録しています。下らぬものです。

ミュージシャンって音楽性がマニアックでも、

女の趣味はミーハーなんだよな。

芸能人やモデルみたいな分かりやすい美人と結婚する。

 

熟女好きを公言する奴で熟女と結婚する奴はいないというけど、これもまた真理だと思う。

 

他に(タレント的)選択肢ができた場合 &成田疑惑始まる

安倍政権は消極的支持が多く、他に選択肢がないという理由が多い、という話を良く聞いた。

 

ちょっとネットで検索すると、なぜかそういう回答選択肢がある世論調査は見つからない。どこからきたものなのかわからない。

 

継続的同一調査の推移的比較はまあ参考になると思うけど、そもそも世論調査というのは、方法にピンとこない部分が多くて、あんまり信用していない。

el-bronco.hatenablog.com

 

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それでも他に選択肢がないから、まあ支持してるというのは実感できる。

 

それが具現化したのが、今回の都議選の結果で、他野党を差し置いて都民ファースト自民党をはるかに上回ることになった。

 

他に選択肢が現れたから。

 

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その「選択肢」ってなんだろう。

日本人の政治って、政策ではなくタレント人気投票みたいなもので、

分かりやすいタレント性のある対抗馬が現れたということだと思う。

 

またワイドショーのコメンテイターでは「安倍政権終わりの始まり」のように

転がしたい人もいたけど、実際は国政には無関係。

 

小池さんが戦ったのは都議会自民党であって、

国政の自民党とは仲良くやりたいのが本音だろう。

 

今回負けたのは自民党の中でも都議会。

ただ安倍さんは別の選択肢が現れたときのことを考えるとビビったろうと思う。

 

国政の中にほかの選択肢はまだ現れていない。

 

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二週間ほど前TBSのワイドショーでジャーナリストのコメンテイターが

「似たような別の学園問題が始まるかも」と言っていたけど、

成田の国際医療福祉大学についてらしい。

今日の文化放送で取り上げられていた。

スタートのようだ。

あれもこれも金融

消費者金融の代わりに銀行のカードローンが使われているらしい。

近年サラ金会社が、規制の強化によって弱まって、

銀行の支配下にはいったりしていたけど、

もう銀行がサラ金そのものになったようだ。

企業融資がおぼつかないので、だらしない一般人から金利を取ろうということか。

金貸しが銀行と名を変えたが、社会的な役割を終え、また金貸しに戻った。

 

バブルがはじけたころ、身の回りに貸しはがしにあった人が複数いた。

小さな商店を経営していたが、銀行と不動産に吹き込まれ、頼み込まれ、金を借りてビルに建て替えた。

不景気になった途端、返済条件が厳しくなって、焦げ付き土地も建物も取られた。

こういうことを全国的に中小零細企業・商店に行っていた。

自分の親族も、危うくそのようになりそうだった。

 

これと同じことを今は一般人に行っている。

少し土地があると、不動産屋が電話してきて、アパートを建てろと言う。

サブリースという契約で、10年家賃を保証するが、その後は干される。

そして銀行に返済は焦げ付き、土地アパートは彼らの物になる。

www.nhk.or.jp

 

今はイオンも、トヨタも金融で儲けている。

 

イオンは自社カードを作らせて、そこからのアガリを目的にしてる。

スーパーはしばらく赤字だから、カードを作らせるのが本当の経営目的だ。

延々と金利を払い続けさせるリボ払いなら、利益は相当大きいだろう。

 

トヨタは車製造での利益より、その支払いのためのトヨタローンの利益の方が大きいらしい。

ローンを借りさせるために車を作ってるようなものか。

 

不動産もスーパーも車も金利を払わせるためのダシのようなものになってしまったのかと驚く。

会話になっていない

大概の人は一方的にしゃべる。

相手の言うことを受け取らない。

両方向でキャッチボールする会話になっていない。

疲れる。

 

例えばこちらが何か言うと「ああそうかな」と一旦受け取るタイプの人もいる。

これは球を受け止めそれから投げ返す。

 

しかし何か言っても「いやそれは」とすぐにバットで打ち返すタイプの人もいる。

これはキャッチボールではなく、試合である。

 

 

 

男女間のおもしろいとかわいい

女の人は何かを見ると、よくかわいいかわいいと連発したりする。

男から見ると、これかわいいかな、と疑問に思う物もある。

 

逆に自分から見ると、あ、これ面白い形、デザインだな、と思うものを、

女の人はかわいい、と表現してる時がある。

 

自分の場合、例えばゆるキャラなんかも、おもしろいな、がまず来る。

かわいいは、あんまり来ない。

でも女の人はまずかわいい、が先に口をついてたりする。

 

男のおもしろいが、女の人の思うかわいいにニアイコールなのかなと思う。

 

***

 

ちょっと違うかもしれないけど、昔知り合いの女性から聞いた話。

 

男が面白いことをして誰かを笑わせようとしている姿が、かわいく見えるのだという。

子供っぽく見えるのかな。

これもまた、違う角度でおもしろい≒かわいいのであった。

 

 

 

話を聞いてもらうという事

 

こんな幸せはないなー

 

幸せとはこのことじゃないだろうか

 

そしてそれはとても大変なことだ

 

かんたんには手に入らない

 

かんたんに話を聞いてもらえると思ってると

 

やがて話を聞かせてやってると勘違いしてしまうかもしれない

 

それには気を付けないと

約束の地、メンフィス を観てきた

www.curiouscope.jp

 

メンフィスは、60-70年代の南部ソウルのメッカ。

その当時の関係者の多くが鬼籍に入ったが、

まだ存命のミュージシャンが、新しい世代と交流しセッションをする。

 

スタックスの60年代を中心に、ハイレーベルなどのエピソードを絡めて、

かつての記憶をたどりつつ、新世代とのセッションや交流の様子を見せる。

ヒップホップ世代とブラックミュージックの源流を交わらせる。

 

セッションは10に及び、有名参加ミュージシャンは、テレンス・ハワード/メイヴィス・ステイプルズ/スヌープ・ドッグブッカーT.ジョーンズ/ホッジズ・ブラザーズ(ハイ・リズム)/ ウィリアム・ベル/チャールズ・スキップ・ピッツ/デニス・グラハム/チャーリー・マッスルホワイト/ボビー・ブルー・ブランド/リルPナット/オーティス・クレイ

 

中にはこれが最後のセッションになった参加者も多い。マッスルホワイトやBBブランド、アル・ベル、オーティス・クレイ、ホッジズ・ブラザーズなどは特に現在の様子を観れるのは貴重。

 

見応えはあるけど、もっと話を聞きたい関係者も思い浮かぶ。スティーブ・クロッパーや撮影時まだ元気だったろうダック・ダンなど。

 

あと10年早ければ、あの人もこの人も話を聞けたろう、という人もいる。姉弟でSTAXのレーベルオーナーだった姉のエステル・アクストンなど。後期の社長のアル・ベルの記憶はどちらかというと黄金時代の後の話だと思う。

 

当時の音楽よりも、現在のセッションがメインであり、ラップ/ヒップホップとの融合も多い。そうするとリズムが大分現代的にアレンジされていたりして当時のリズム感とはだいぶ違う。古い曲をベースに、新しいリズムで、という趣向なので、音楽的にちょっと違うと思う人もいるかもしれないが、そこはまあしょうがないと思って観るしかない。

 

ラップが好きな人は最後にスヌープのセッションが待ってる。スヌープは大分メンフィス音楽が好きらしく、人柄も落ち着いていて、よく知らない世代やメンフィスファンが見ていても、安心できる。

 

ハイレーベルのホッジズ・ブラザーズのティーニーも最後のセッション。伝説的な存在の最後。マッスルホワイトは深い声とブルースハープがカッコよく、穏やかな人柄も素敵だった。

 

シネマカリテのマッスルショールズに続き、そばのケイズシネマでこの映画が観れた。こういう音楽映画はなかなか上映されないので、とてもありがたい。できればアトラティックレコードの名プロデューサー(アレサからノラ・ジョーンズまで!)

の伝記映画も映画館で観たい!

bmr.jp

 

ディック・リーがやってくる

昨日、シンガポールの歌手、ディック・リーを思い出していた。

アジアと欧米のポップスを掛け合わせたような不思議で知性的な音楽を作る人だった。

ある時からパタッと音沙汰がなくなった。

元々デザイナーでイベンターで実業家だったらしく、音楽活動は一時停止したらしい。

 

BSでシンガポールのタクシーのドキュメンタリーを見ていて思い出した。

ディック・リーは何をしてるんだろう。

 

と思って調べたら、7/1大阪と7/2横浜に22年ぶりに来日し、公演を行うという!

youtu.be

大阪

ロイヤルホースライブ情報

 

横浜

www.motionblue.co.jp

 

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イチ政治家のうちはシンパや友達身内に便宜を計るというのも、

良くはないけど、まあ分かる。

 

しかし総理大臣というのは、それではいけない。

全国民に対しての行政の長であり、それは平等でなければならない。

右も左もなく、友達か否かもない。

 

相撲で言う横綱か。

大関までの相撲取りとは立場が違う。

いやもはや行司かもしれない。

土俵の上で神であり、身内や己のために存在しているわけではない。

 

そんなことは建前であって、現実は違うとも言える。

しかし建前は厳然としてあって、総理になったからには、

その辺は身ぎれいにしていなくてはならない。

そうでないからこそ、こうして停滞を招く。

 

もう総理だからとむしろ身内に厳しくするくらいでいいはず。

その辺の脇の甘さみたいなものが、稚拙に感じる。

 

そもそもの悲願の憲法問題も、祖父から引き継いだものであった。

もうとにかく、身内身内の自己愛垂れ流しに見える。

 

しかし身内を大切にする分、しっぽを切るときは手厳しい。

まるで粛清だ。

森友のダンナの虚無感漂う表情は、あれほどまでに強かった思い入れを断ち切られたゆえの失望に見える。

そもそもは志を一つにしていた同志であったのに。

 

身内への甘さと離反への粛清。

まるで共産主義の国の独裁者たちと同じことをしているように見える。

彼らもまた、国を守るため、という大儀のためであった。

向上心の角度

すごく向上心のある同級生がいる。

むずかしい本をとにかくたくさん読む。

そしてその話を沢山してくれる。

長広舌で独演会。口を挟むと嫌がる。

でも難しいのでわからない。 

 

悩みは、周りが話を聞いてくれないこと。

むずかしすぎて、話の量が多すぎて伝わらない。

若干煙たがれている。

家庭でもこの調子でしっくり来ていないよう。

 

難しいことを学ぶことが信仰のようになっていて、

中毒になっている様子。

「素晴らしいもの」「すごいもの」を追い求める。

その価値に自己を投影し同一化しているようだ。

 

自分の中で孤高の空を飛んでいるみたい。 

しかし飛んでいく高さや方向や方法。

どれもジタバタと不器用すぎて、危なっかしい。

 

向上心が強いというのは良いことだ。

しかし良いことほど依存しやすい。

だれも口を挟みにくいから。

 

その強さは、現状が肯定できていないという背景のせいかもしれない。

現在を受け入れていないからではないか、と言うと、

もっと上を目指したいという。

 

しかしもう中年になって、周りや自分をありのまま受け入れていけないというのは

ちょっとした不幸のように感じる。

 

向上心があったほうがいいと思うが、

それが急角度になるほど、不安定になるように見える。

 

緩やかな角度くらいの方が、現実と折り合いが付きやすいのではないか。

円満な人間には、もう何も足す必要はないのだから。

今年はおぼん・こぼん結成52周年

おぼん・こぼん師匠は学生時代の1965年に結成・デビュー、吉本系の劇場に出た後東京進出。師匠につかない最初期のコンビ。東京進出後、お笑いスター誕生で10週勝ち抜いた。漫才協会理事。浅草東洋館などに多く出演。ベテランながら今でもコンクールやオーディションに参加。 おぼん・こぼん - Wikipedia より

 

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タップダンスも得意。

 

勢いのいい漫才が気持ちいですね。

 

「老害」の若いころ 拓郎・かぐや姫嬬恋コンサート

今から42年前の1975年に、つま恋で行われたコンサート。

その開催準備からのドキュメントフィルム。

 

序盤には、観客の若者たち世代がけっこう多く出てくる。

二十歳くらいで、男も女もみんな可愛らしい。

 

そうすると今、皆60代になったくらいかな。

団塊というには少し遅めだけど、みんなの嫌いな老害というには充分だろうか。

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こうしてみると、若者はいつも若者で、素朴で伸び伸びしていて愛らしい。

今も昔もあまり変わらないのだ。

 

当時の若者たちも、戦中世代と軋轢があり、だからこそメッセージの強い音楽を求め、自由を求めた。きっとそれは今の若者以上だろう。

 

今も昔も若者は変わらない。だとしたら、どこで「老害」になったのだろうか。

いや本当に彼らは老害なのだろうか。

もしかしたら今の若者も、いずれ同じようになるのだろうか。

 

今から11年前、前回より31年後のつま恋コンサート。途中で観客たちを移すシーンも多い。

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