歳をとって、脚が上がりにくくなり、転んでしまう高齢者が多い。
身の回りにもいる。
こういう人には特例で、筋肉増強剤とか与えてはだめなんだろうか。
残りの生活の質を高めるには悪くないのではないかと考えてしまう。
あるチェーン店でバイトをしていたことがある。
量の多さも大事だけど、煮込み具合というのが、自分にとっては最大の要素だった。
煮込みが浅めか、深めか。
つまり煮る時間の長さ。
自分の好みは浅めだが、深めに煮た方が好きな人もいる。
これについてメディアで取り上げられることはないが、
もしこれを指定できるなら+50円までは出したいと思う。
作家だったり、建築家だったり、絵描きだったりする坂口恭平。
シンガーソングライターでもある。
全体に素人っぽいかもしれないけど、ギターのアレンジも達者なものだし、
コードも歌メロも、素朴なようでいて微妙な線をついてきたりする。
何かがふらっと落ちていくような瞬間をうまく作っていて、そこが気持ちいい。
そしてライブ的に録ったような録音がいい。
作品的に凝った録音ではなく、記録的録音という感じだ。
ミスタッチもそのままで、生々しくて、素朴で、その分音楽そのもの存在感が大きい。
歌詞もこれ見ようがしな派手なものではなく、俳句的描写の世界だ。
それがこちらに少しずつ、染み込んで降り積もっていく。
ぜひ一度聴いてみてほしい。
なんとなく、プロ中のプロたちが作った音楽よりも、
素朴なものを聴きたいときがある。
自然の中の音だったり、道を行く子供の歌だったり。
そういう時に聴きたくなるような曲。
そしてそういう時代が来るのかなという気もする。
親族経営の小売業の手伝いを時折する。
今回は消費税軽減税率の開始と共に、レジを買い替えたいという話を受けて情報収集。
ネットで調べると小売り用レジは主にA社とB社となる。
両社の製品の中で、大体おなじようなラインの製品を比較すると
共に現行ラインナップでは、いろいろカスタマイズの必要がありそう。
そこで両社にコレはできるか、コレはどうでしょう、と質問メールをしてみる。
A社は必要最低限の回答だけど、B社は熱心すぎるほどに回答を寄せて,
さらに直接訪問したいという。
B社製品の中で、狙っている商品はネット価格5万円のものと、10万円のものだ。
そして営業マンは10万円のものを勧める。
しかし10万円の商品を、わざわざ営業マンをよこしてまで売り込むとは正直不思議だ。
B社の営業マンがやってくると、さまざまな設定やオプションの必要性を話す。
そして地元の営業所でのサポートも手厚いらしい。
こちらも正直な感想を話す。
10万でわざわざいらっしゃるというのが不思議だというと、
いえ、20万円ですという。
ネットで売ってるものは、ハードを売っているだけで、
設定などのサポートはしていません、
設定を含めると20万+アルファになります、という。
でも補助金があります、それを使えば、1/4になります、20万なら5万です、という。
ただ100%補助金が下りるとは保証できません、下りなければ全て払ってもらいますと。
後日、送られてきた見積もりは25万。1/4なら6万と少し。
まあ、いいかと思ったが、果たしてこれでいいのか。
結局B社は補助金ゴロで、こちらはイイ出汁に使われているとも言えなくない。
A社の商品で、少し機能を絞ったものはなんと3万円台だ。
なんかうまく使われているような気がしてきた。
厳しく見れば、不誠実ともとれる。
結局、機能を一つ諦めてA社のものにした。
*
かつてレジ会社というのは、厳しい営業方針のところが多く、
大概は今でいうブラック企業だったと思う。
営業所ベースで動いていた。
その中でし烈な競争があったのだろうと思う。
営業の熱心な訪問や、サポートの手厚さから
次の売り上げへつなげていったとも考えられる。
その営業の方法を温存したままのがB社。
そういうやり方ではなく、製造した品物を売って、
何かサポートが必要なら、メーカーと利用者で電話でやり取りするしすてむがA社。
A社は、昔から家庭で必要なものを電器屋さんで売ってる一般家電メーカーであるが、
B社は、元々からレジ畑の会社。
この辺の違いが、営業方針の違いとなっているのだろうと思う。
B社は熱心な営業マンに手厚いサポートと営業をさせて、
その分高値で売り抜ける
A社は営業マンではなく、一般的な販売ルートに乗せて、数を売るのだろう。
*
同じ市場でも、会社の育ちの違いで全く違う方針を見た気持ちになった。
気が付いたらアラフィフだ。
まだ人生が始まらないなーと思っていたら終わってた。
あと二十年生きられる気もしないけど。
近年のネット、メディアでの様々な炎上事件、舌禍事件を見ていると、
もう一度建前社会に戻ればいいのだと思う。
昔のテレビやマスコミは今より形式ばっていて、
建前的な表現が多かったが、その分まだ上品だった。
80年代以降は、それまで人前で慎んでいたような批判や毒舌を大声で話し、
楽屋話を表に出し、お約束を壊し、形式を越え、建前を駆逐した。
見ているこちらにも一種の快感はあったと思う。
40年近く経って、もう一度建前の社会に戻ればよいのかもしれない。
建前と本音を再度分ければよいのだ。
それはちょっと窮屈かもしれないけど、もしかしたら成熟かもしれない。
その先はどんな価値観の世界なのか見たいとも思う。
*
またちょっと別の話。
このノートを読むと、たしかにその通りだけど、
いまだに他人を嗤うという行為はいまだに世の中にある。
愚かな行為や、劣等な特徴を表立ってあげつらうのは、
マナー違反、人格を疑われるような行為だという時代が来ると思う。
上のブログの中で紹介されているCHAIというグループの姿勢を見ると、
こういう人たちが今後の価値観を変えていくのかなと思う。
例えばそういう揶揄する言葉も、放送禁止用語みたいに
音や伏字で消される日が来るのかもしれない。
しかし一方で、人間というのはポジションでものを考えてしまう。
片方でこの言葉には気を付けようと思いつつ、別の言葉には無関心かもしれない。
はてブではこの数日この文章が話題だ。
現在、他人の容姿を嗤ってはいけないと思う人も、
「性的弱者、恋愛弱者、KKO、精神に問題をかかえた人達」
については煽っていいと思っているのかもしれない。
*
特徴の優劣で人間を区別するというのは、人のもつ動物に近い本能なのかもしれない。
幼児からして行うことだ。しかしそれは弱さからの欲望だ。
理性が本能に負けてしまっている状態だ。
でもそれを克服していくというのは成熟の機会だと思う。
他人の属性や外側での判断、評価を禁じれば、中身を見るしかない。
するとその中身とは何だろうという段階が訪れるだろう。
初めて我々は大人になるのかもしれない。
それは何年後だろう。
40過ぎたらお腹が減らない。
けっこうこれは多くの中年の実感ではないか。
「いやー、30過ぎると脂っこいものがダメでねー」
なんて話を聞くと、マイナス方面の大人になりっこ競争という感じで
ほんとかよ、と冷めていた。
しかし40過ぎると本当にそうなった。
自分は相当の大食漢だったのだが…。
まずお腹が減らないので、何がダメとかじゃない。
食事いらない、何を食べるとか考えたくもない、となる。
それでも昼休憩だの、夜ご飯だのの時間はやってくる。
その時間に済ませないと、小腹が減ってきたときは
中途半端なタイミングになってしまう。
*
昔すきだった唐揚げやとんかつなど揚げ物もいらない。
一口目は美味しいかもしれないが、最後には飽きてるしもたれてる。
ラーメンも麺が多すぎる。
外で食事しないといけないときは、
焼き魚定食みたいのでよいと思っても、そんなのを出していた
個人の定食屋さんみたいなものは町からなくなってしまった。
そば屋さんすらなかなか見かけない。
駅前を見渡せば、牛丼屋、ラーメン屋、ハンバーガーショップ。
しょうがないからコンビニおにぎりひとつを
車で済ませたりする営業の人も多かろうと思う。
ああ、お腹がちょうどよく減っていたころが懐かしい。
マイナンバーカードは最大パスワード四つ必要だけど、
e-taxで納税しようとすると利用者識別番号を作ってさらにパスワードが必要になる。
こんなに番号だらけじゃ、普及するわけないよ。
UIも分かりやすいわけでもないので、頭に?マークが浮いたり消えたりします。
それでも頑張ろうと何度も行きつ戻りつ、やり直しながら
(やり直しはブラウザの”戻る”でスムーズにできる)
何とか申請を完了させて、いざ支払おうとすると、
自分が使っているネット銀行の名前がない。
e-taxの問い合わせ番号に電話すると長い時間をかけての回答は、
振込用の画面はイーガブというセンターのホームページにすでに遷移しているので、
そちらに問い合わせて欲しいという。
イーガブの問い合わせに電話してこれまでの話をすると
その銀行は取り扱っていないという。
どうしたらよいかと聞くと、e-taxに聴いてほしいという。
再度e-taxに電話すると、やはりその銀行は取り扱っていないので、
税務署に行って払ってくれという。
これじゃe-taxの意味ないですよ、というと、そうですねー、という。
コンビニ支払いに変更してほしいというと、あーそれもありますよね…と
5分ほど調べてくれて、e-taxとはまた別の国税庁のホームページから手続きしてほしい…ということになった。
イマココ。
その申込ページもだいぶ時間がかかりそうなので、
明日税務署に直接払いに行こうと思う。
悲しい。