野良馬ヒンヒン

思いつきを記録しています。下らぬものです。

ゴジラの新アメリカ版が公開されるそうですが、思い出したことがあります。

 

むかし、飲み屋で知り合った外国人が、「ゴジラってなんなの?」という根源的な問いを発して、その場にいる人たちで、あーだこーだ無責任な話で盛り上がりましたが、結論は、よくある自然信仰だ、アミニズムだ、八百万だ、というところに落ち着きました。

 

それとは話がズレますが、日本人の人型ロボット好きもこういうところとつながっているように思います。物に人格を与えて、擬人化するのが、きっと好きなんですね。どこか八百万的なんですね。

 

だから海外の妖怪よりも、物に魂が取りついた「物の怪(もののけ)」などが大昔から伝わり、単なるモンスターというよりも、愛着を感じたりします。彼らもどこか愛嬌があります。

 

人型ロボットも、ゆるキャラ、ゲームやアニメのキャラクターをまるで友人のように慕い、他の国民よりも深くコミットする心理現象というのは、そのころから綿々とつながる島国の子供たちの楽しみなのでしょうね。