野良馬ヒンヒン

思いつきを記録しています。下らぬものです。

バブルがはじけた、の由来。(自分説)

wikiにおいてはバブル景気という言葉については、

1990年にはすでに「バブル経済」という言葉が流行語大賞の流行語部門銀賞を「受賞者:該当者なし」(だれが最初に使い、はやらせたのか分からないため)で受賞している。」とある。

 

自分が覚えている初「バブル」は、1990年の頃、バブルスターという家庭用ジャグジー機器のようなものを広く販売し、CMもバンバン打っていた原ヘルス工業という会社が事業停止した時に、あるスポーツ新聞の見出しに「バブルがはじけた」と表現された時です。

 

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原ヘルスの販売したこの機械は、健康効果をうたっていたものの、じっさいには単なる泡の出るポンプだったということで、当局から事業停止を受けたものです。

この頃はまだ好景気末期だったと思います。とうぜんまだ自分たちが経験している景気が「泡のごとく消える」「バブル景気」だなんて思っていなかったと思いますが、一節には87年にはそのような言葉があったとも言われています。

 

自分の感覚としては、このは事件から、単なる「泡」を指していた「バブル」という言葉に、隆盛を誇るものも虚しく消えていく、という意味合いがもたらされ、広く認知されたと思っています。

 

原ヘルスのCMには、原社長が直々に登場していたのですが、いわばペテンであったわけです。それ以来、CMに社長が出てくる企業はなんか怪しい、という偏見が自分の中にあるのですが、そんなに外れていないと思います。

また原ヘルスは、系譜を次ぐザ・マイラという会社に変身しているようです。
社長の姓が原なので、おそらく原ヘルスの社長の娘さんなんかではないでしょうか。

 

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原ヘルスはバブルスターに健康・美容効果があると宣伝していたというけど、その詳しい内容はCMの中では分からない。 しかしいまでもジャグジー風呂というのは、温泉施設に普通にあって、あたると気持ちいい。 身体に気持ちいいものは、なんとなく健康に良さそうだ。

 

その当時(今でも?)効果が科学的に証明されていなくても、後年、見つかることはある。 絶対的に、健康に効果なし、と言い切るのも、ちょっと大げさな気がする。 そう考えると、薬事法違反で業務停止から会社解散というのも、なんとなく結果が甚大すぎないかな・・・。 たんなる薬事法違反(の表現方法に抵触した?)だけではなく、もっとウラが有ったのかなとも勘ぐってしまう。

 

そして現在、ザ・マイラのホームページにはなんとバブルスターの後継商品が載っているではないですか! http://www.the-maira.co.jp/products/body&health/index.html (なんと19万円…) その文章には、健康効果がやはり歌ってある。病気が治る、などの表記ではなく、 身体がシンまで温まる、身体がイキイキする、筋肉のこりを緩和する、などのややぼんやりしたものなのだけど、 先代の謳い文句とそんなに変わらない気もする。

 

それとも先代は、CM以外のところで、もっと大げさな広告表現をしていたのだろうか。

 

さらによく読むと、「製造は原ヘルス工業」と書かれている、まだ現存するのだ・・・