野良馬ヒンヒン

思いつきを記録しています。下らぬものです。

良し悪しの基準が善悪の人、損得の人

これは本来噛み合いません。付き合っていると善悪の人、つまり普通の人が不幸になります。

 

損得の人は、自分が道徳よりも損か得かで行動している人間だと、周囲に知られてしまうと損するので、大抵、普段は善悪の人のふりをしています。嘘をつくと得をするからです。だから一見、すごくイイ人に見えます。

 

そうなると周囲は見抜けません。つきあいに長い時間を掛けた後に、後悔することになります。

 

損得の人は、周りを利用します。周りの善意を利用することで寄生虫のように、己の得を求めて生きていくしか無いのです。そうやって巧妙に周囲を搾取します。一般の人は、善意を搾取される立場になって初めて、本性が理解できます。

 

彼らの特徴は他人と必ず群れて、つるんで生きています。一人で行動を完遂することは出来ません。

 

また、タチが悪いのは、同じ損得タイプがチームになることです。そして、おぼこい善悪の人を囲んで虜にします。さらに悲しいのは、その善悪の人が、その状況に気づいていないことです。

 

彼らは普通の、一般の、善悪を、道徳を守って生きている人間たちの合間に入り込み、自分たちの都合の良い方向へ、周囲をリードし、利用し、寄生します。

 

反対に、善悪で生きている人は、たまに、もしくはショッチュウ損をしています。要領が悪いのです。しかし誠実さと要領の悪さは一対のものなのです。

 

お気をつけて。