読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

野良馬ヒンヒン

思いつきを記録しています。

貸し農園という楽園

生活

今年の春から貸し農園で野菜類を作っているのですが、飽きずにちょこちょこ出かけてます。

 

自分の行っているところは、基本的な農具の貸出しがあったり、農園主のご家族に作り方を教わったりできるので、気軽に始めました。

 

草を抜き、土をいじり、間引き菜を摘んで、一時間ほど作業をすると、気持ちがスッキリ。土の香は大変癒されます。おそらく森林浴的なマイナスイオンのような何かが含まれているのではないでしょうか。

 

夕方などは、作業終わりに空を見ると、夕焼けが目に染み入るようでたまらない至福の時間です。一斗缶バケツをひっくり返して腰を下ろし、しばらくボーっとします。

 

間引き菜は、味噌汁に入れたり、湯がいてオリーブオイルを掛けたり、おひたしや鍋物、胡麻和えなどにすると、たまらない美味しさです。これから本格的に葉物が育っていくのを想像するのも、楽しみです。

 

農園を借りている人は、高齢の人が多く、顔を合わせると、軽く挨拶をします。それ以上に話し込むことは少ないのですが、みな良い笑顔で癒されます。

 

高齢の方以外にも、チラホラと人を見かけます。例えば小さな子供のいる家族連れ。子供に種を植えさせて、野菜が育つのを親と共に世話すると、植物に興味を持ち、野菜嫌いが治るそうです。

 

それから中国人のグループも見かけました。ワイワイガヤガヤ楽しそうでした。日本で手に入りにくい中国野菜でも作るのでしょうか。

 

若い人も見かけました。真面目そうな青年が、丁寧に草を抜いていました。若い女の子が、お揃いの頬かむりのついた麦わら帽子を被って、おばあちゃんを手伝っていました。

 

数回見かけて、心に残った高齢の親子がいました。娘さんと思われる人は50代位、お母さんは70代位でしょうか。どうも、お母さんは認知症の様子です。娘さんは明るくみんなに挨拶をされます。夕焼けの中、お母さんが畑に持ち込んだ椅子に座って、飽きてしまったのか、もう帰ろうよ、と繰り返ししゃべっていたのが、印象に残りました。

 

高齢の男性たちは、挨拶以外は、だいたい寡黙に作業をして帰っていきます。中にはいつも不機嫌そうな人もいます。どことなく一匹狼てきな雰囲気のひともいます。おばさん達は作業の合間、楽しくお話をしている人が多いです。

 

結構な人間交差点なのです。趣味が一致してるので、もし話を交わすにもネタに困らないでしょう。老若男女が出入りします。大体みんないい笑顔です。だれか貸し農園を元に物語をつくらないかなー、と思っています。