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野良馬ヒンヒン

思いつきを記録しています。

70年代中頃まで最新の音楽というのは、単純にヒットソングだったろうと思う。

 

しかし70年代終わり位からのパンクやニューウェーブ、テクノといった音楽は、批評性みたいなものをまとい始めたような気がする。

 

それまでの単純に良い曲を、上手い歌手が、上手い演奏にのせる、というだけではなくて、客観性が現れ始めた。これは「二周目」に入って過去に対しての批評性を持ち始めたのだと感じる。

 

素朴に言うと、それまでのアンチテーゼ。それまでは主観の音楽。それからは客観の音楽。

 

なんとなく、二周目は、現代アートに似てる気がする。クールに、それまでになかったものを求める、手法の新しさを良しとする。単純に良い絵画、良い曲を求めるだけでは、飽きたらなくなった感性が出現したのだろう。心より頭になった。そしてそれは作品としては縮小再生産であり、ある種の時代の終わり、まとめ、となり、それまでの面白いもの、天然の美、はもう現れなくなる兆候であった。