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野良馬ヒンヒン

思いつきを記録しています。

なぜか元気が出てくるストリートチャーハン動画

思い付き

元気になりたいときになぜかyoutubeでチャーハン動画を見たくなる。

 fried rice street food - YouTube

 

出来ればアジアの屋外の撮影が良い。より豪快でパワフルだ。

 

これは豪快さではトップクラスか。天ぷらを揚げるほどのたっぷりの煮えた油のなかに卵を10個ほど連続して投入する。その後野菜をわさわさ入れて、更にご飯をお盆でボンボン入れてかき混ぜる。5分ほどガンガン炒めたら出来上がり。それをステンの大鉢にお盆でボンボン投げ込むと、待ち受けた別の人がお皿でバンバンアルミポリの袋に放り込んで、テイクアウトの出来上がり。最後にカメラ目線がナイス。チャーハンに屁理屈や思想や理想は無用。とにかくガンガンとかボンボンとか擬音が似合う。

 

 

量や豪快さでは負けるけど、最後にフライパンの熱い鍋肌に、縛ったテイクアウト用のアルミポリの袋の口を直付けしてシールするという荒業アイデアにしびれる。ワイルドなアイデアだなー。環境ホルモンとか知ったこっちゃないよ! とばかり。

 

 

これは謎の白い粉や、ドロドロ瓶ソースをぶっこむ感じが最高にうまそう! 作り手のボクサー体型がストロングスタイルを予感させる。意外と多種の調味料を小分けにして投入したり、最後の方でちゃんと味見して調整する様子を見ると、結構繊細で仕上がりの良さを思わせる。

 

 

これはインドらしい。量と豪快さはトップクラス。中華鍋に垂直に鉄棒が溶接してあるらしく、これが鍋をコントロールしやすそうなナイスアイデア。キャベツをドバドバ入れて親の仇のようにかき混ぜマクル。そして選手交代して、飯を入れかき混ぜマクル。とにかく豪快で、日本人とはエネルギー量が違い過ぎる。最後にいれる大ぶりのチキンも旨そう。作り手がなんとなく楽しそうに作業してるような感じがまたよし。

 

 

こちらは少し変わり種。台湾の平たい鉄板のチャーハン。両手でコテを華麗に使うその様が素晴らしく美しい。平たく米を円形にまき散らしながら炒め付ける様子が大きな花のようで、もはや芸術。サンドアートならぬ、フライドライスアート。作ってる人の静かな迫力もいい。

 

 

これはタイっぽい。低めの高さの中華鍋に、お兄さんとお姉さんが野菜類をガバガバ入れた大量のとき卵から炒め始める。作ってる内容はさほど珍しい感じはないが、50人分はやっぱりすごい。最後の方はセメント作ってんのかよ、という普段の作業感もよい。またショッピングカートの中から鍋をのぞき込むおむつの赤ちゃんや、通りがかりのおばあちゃんの日常な感じもなんかナイス。最後はでかいバットによいしょよいしょとチャーハンを入れて、運ばれた露店の先で売られている様子が見られて面白い。

 

これも量がすご過ぎて閉口モノ。なんと100人前のラムチャーハン。まず100人分のラム肉の迫力がすごい。静かな煮え方なれど羊の怨念を感じるような生々しい肉の量。意外と派手な感じはしない。そこに辛そうなソースをドバー。さらに炒めてカレー粉みたいのをドバー。泥ソースみたいのをドバー。さらに100人前の白米をドバドバドバドバドバー。なぜか最後の方に入れる卵はあんまり沢山ないのが不思議。最後に普通の厚紙と緑のシート(カットしたバナナの葉?)を折り込んでテイクアウト用のパックを作って、鍋のへりからカッカッカッと飯を入れるのが面白い。このように量が増えすぎると炒め方は、静かになるのかもしれない。そこになんとなくセメント練ってる感というか作業感がでてくる。昂揚感は減る分、また別の趣が出る。無常観か。

 

まだまだある。とにかくきりがない。

 

しかしなぜこんなにチャーハン動画に惹かれるのか。炭水化物が好きなだけではない気がする。きっとこれはアジアの魂メシなのだ。米を油と卵でいため、各地の調味料と産物で彩る。コメはアジアの象徴だ。それを炒めただけで成り立っちゃうチャーハン。どの国の作り手もバイタリティやエネルギーが高そうな連中ばかりだ。どの動画も大体ブーブーガーガー騒音の中で、細かいこと抜きで炒めまくってる感じがよい。燃えるアジアのアイデンティティーフード。それがチャーハンだ。だから元気が出るのかな。こういうストロングスタイルのチャーハン屋台が、日本にも出ないかな。