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野良馬ヒンヒン

思いつきを記録しています。下らぬものです。

30年。微熱少年と二つのバンド

尾道出身のthe東西南北という80年代のバンドがデビュー30周年だという。

 

大ヒットはなかったけど、良いバンドでボーカルの透き通ったハイトーンと美メロが印象的だった。ロックと言えば、皮パン、長髪パーマみたいな時代だったのに、彼らはカーディガンを着て登場。どっちかというとロックの中でも米国カレッジチャートや、英国ネオアコ的なたたずまいだった。きっとどちらでもなくて、単なる普段着だったのだろうと思う。

大ヒットを残すことなく、91年に まるで自然消滅のようにバンドは解散したように見えた。時は平成バンドブームのころ。同じ広島から出てきたユニコーンが大迷惑で大ブレイクした。この曲は作詞が松本隆。後にスネオヘアーがカバーすることになる。

 

そのボーカリスト久保田洋司松本隆の原作・監督映画にエキストラ出演し、バンドは映画に挿入歌を提供する。映画には他に沢山のミュージシャンが出演している。劇中音楽は元はっぴいえんどのメンバーたち。細野晴臣は出演もした。

 

 

微熱少年松本隆はっぴいえんど結成前後を描いた青春映画。ヒットはしなかった。これが6-7年遅かったらもしかしたら、渋谷系界隈が牽引したはっぴいえんどのリバイバルブームで当たったかもしれない。しかし出演者たちは一新されていただろう。来年公開から30年になる。

 

その映画に脇役ながらもう少し大きな役で出演した別のバンドのボーカリストがいる。ヒルビリーバップスの宮城宗典。ヒルビリーバップスは本格派のロカビリーバンドだったけど、テレビ番組の好評もありアイドルバンドにもみられていた。第二のチェッカーズを狙った売り出し方だったのだろうか。宮城の可愛げのある突っ張り方みたいなものには確かに惹きつけるものがあった。

 

バンドは忌野清志郎と結びつき提供曲を受けるなど、活躍が期待されていたが全国ツアー初日の夜、宮城は亡くなった。その後出た追悼本にお父さんが寄せた文章には、淡々としながらも深い愛情が溢れていて印象深かった。

 

 

宮城が亡くなった後、バンドは新ボーカリストを招き、活動を再開させる。新しいボーカリストともに作ったアルバムは、もう少しモダンな感覚のロックだったように思う。「耳鳴りのする丘」「rip van winkle」などのアルバムタイトルが印象的で興味を持ったのだけど、細かい内容まで覚えていない。ネット上にも音は流れていないようだ。新ボーカルはいろいろと大変だったろうと思う。

 

今年、この二つのバンドはともに30周年だという。ヒルビリーの方はすでにメモリアルイベントを終えた。

ameblo.jp

 

今日the東西南北の情報を見てみると、新しいアルバムが年末に発売されるというアナウンスが本日付で発表されている。

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