♪ ジョーイトゥザワ~ オーザボイザンガ~
CMなどでも同じみのスリードッグナイトの joy to the world。
スリードッグナイトというのは、犬を三匹必要になるような寒い夜という意味だそうです。犬は人より体温が高いから、外国では寒い夜は犬を抱いて寝たそうです。それが三匹も必要だよ…という意味ですね。
しかし犬からしたらたまりません。
こいつ冷てーなーとおもいながら一晩過ごすんですからね。
スリードッグナイトは、理屈抜きで楽しい曲、良い曲をソングライターたちから集めて歌ったエンターテイメント系のロックバンドです。思想なし。節操なし。でもそれがドライで、気取ってなくて、カッコよく見えます。
ジョイ・トゥ・ザ・ワールドはエレピのイントロがたまりません。まだシンセサイザーが行きわたっていない70年代はエレピ全盛期。気持ちいですねー。
この曲の作者は、ホイト・アクストン。もう物故者です。
ウィキペディアで調べると、プレスリーのハート・ブレイク・ホテルの作者の一人でもあります。人生にこんなに有名な曲を二つも残したら、楽な後半生だったでしょうねえ。
さらにこのひとは役者さんでもありました。なんとあのグレムリンのお父さん! 行き成り冒頭に出てきます。
このバンド、ジョイ~以外にも、オールドファッションドラブソングやファミリーオブマン、シャンバラなどなど、良曲が目白押しなんです。名作名曲ではないかもしれないけど、あのロック~ポップスの黄金時代である70年代に、広く愛されたトップ40ヒッツが沢山詰まっています。初めて聞いても懐かしいという不思議な曲ばかりです。