アイズレーとサンタナががっぷり四つでカバーアルバム一枚作りました。
アーニーアイズレーとサンタナがダブルギターで煙を上げまくっています!
後光さすわ・・・どちらかというとギターファンのためのアルバムでしょうか。
スティービーやカーティス、マーヴィンなどのソウルジャイアンツはもちろん、
渋いところではチェンバーブラザーズの2曲や、なんとスワンプドッグもカバーしていたりします。選曲も良いねー。
ボーカルのロナルド・アイズレーは76歳ということで、
さすがのビッグブラザーも衰えを感じさせずにはいらせません。
そこでアーニーとサンタナのギターが唸りまくる感じです。
もちろんロナルドのシルキーなバラードもあります。
セクシーなギターとシルキーボイスに、女性ボーカルも加わって、これも素晴らしく輝いている。だれかなーと思ったら、サンタナの奥方でドラマーのシンディ・ブラックマン・サンタナ! ボーカルが上手い! 曲もすごく良くて何とも言えない浮遊感。これはオリジナル曲だそうで。
アイズレーもサンタナも、ハード目なファンクやラテンと共に、大人っぽいミディアムナンバーが得意ですから、このアルバムも二刀流ですね。どっちかというとラテン色は薄めか。
三人の大御所の中で一番元気そうなのはアーニーかな。
彼はアイズレーのサウンドをほとんど一人で支えていた天才級の人なのに、いかんせんソロ活動がパッとしないせいか評価が付いてこない感じでした。しかしこのアルバムで再評価されると良いなー。どうしてもハードなギターソロのイメージが強いけど、曲もサウンド全般もこの人の尽力なんですよね。
来日したら行きたいぞー!