野良馬ヒンヒン

思いつきを記録しています。下らぬものです。

最近のクリス・レアもよい。もう一度旬が巡って来ている

音楽を聴くのが大好きだったので30年以上主に古い洋楽を聴いてきたけど、最近はさっぽりだ。心を奪われるような、何度も聴きたくなるようなものに出会うことは少ない。古いものは知り尽くしたのか、経験値が増えて感性がインフレ(デフレ?)してしまったのかもしれない。最新流行のものは20年前からよくわからなくなってる。

 

自分は今どんな音楽が聴きたいのだろう、どんな音楽なら何度も聴くのだろう、と問いながらネットサーフィンすると懐かしい名前を見つけた。クリス・レア。オン・ザ・ビーチの人だ。CMで流れてた。クラプトンのAOR路線に近いイメージだった。

 

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最近はどうしてるのかというと、これまた良い具合に枯れて、もっとブルースよりになっている。見た感じも伊達男から伊達爺さんになっているけど、それがまたいい。

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もともとスライドギターのうまい人らしい。

ジャズっぽい伴奏で大人っぽいブルースもある。これもかっこいい。

 

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こういうジャズ的リズムや伴奏で、ブルース的に聴きやすいものって、探すと案外少ない気がする。大人向けの音楽ってないもんですねぇ。

 

これが昨年秋の最新作。

穏やかなブルースロック~R&B

それでいて途中にAORっぽい部分もあったりして。

 

やっぱりブルースとアダルトコンテンポラリーのミックスがこの人の持ち味であって、それが時代が一周して、もう一度旬が来たみたいになってる。いいよー。

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スライドギターで彼がよく使うレスポール風のギターはイタリアのマラネロというメーカーらしい。

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