野良馬ヒンヒン

思いつきを記録しています。下らぬものです。

ふるさと納税:物じゃない返礼

自分の住んでる自治体は小さくて予算がないのか、図書館の蔵書数が少ない。

自然と数倍の蔵書量を誇る周囲の自治体の図書館に目が行く。

 

自分の市と隣接二市の図書館で、カーリルを通じて欲しい本を検索すると、

まず大体見つかる。(カーリルありがとう!)

 

隣りの市へは車を使えばまあまあの時間で行けるし、

行けば近接の他市民にも貸し出し自体は行っているので借りることができる。

 

しかし予約などの細かいサービスは、当然本市民と差別化されており、

勝手ながらちょっと残念でもある。

 

貧弱な予算しかない自治体の住民は、こういう時不便だ。

 

そこでふるさと納税と絡めて考えてみた。

ふるさと納税したら、物品ではない返礼があっても良いのではないかと思った。

つまり自治体サービスを本市民と同じ条件で使えますよ、という返礼である。

図書館に限らず、スポーツ施設や、ホールなど。

探すと他にも結構あるのではないか。

 

すると遠い地域からの返礼品狙いの納税ではなく、

近隣市民からのサービス目当ての納税も増えるのではないか。

これなら仕入れもなく、在庫管理もなく、発送もなく、

アリモノで済ませられるのだからどうだろう。

公務員の手間が増えるかもしれないけど。

 

もちろんサービスの維持費というものは大変なものであろうから、

すべて使える、ということではなく、図書館だけとか、ここの体育館だけなど、

ひと口ずつで良いと思う。

 

近隣市民との行き来や交流も増え、もしかしたらお金を落としてくれたり、

思いがけないプラスもあるのではないかと夢想する。

 

実はすでに、隣接の片方の市へはメールで数年前に提案してある。 

しかしまったく実行される気配はない。