野良馬ヒンヒン

思いつきを記録しています。下らぬものです。

実物の本や手紙の価値

インターネットで見つけた内容の優れたぺージも、

たくさんある記事の中の一つという感じで、

画面の中で右から左へ流してしまっている。

 

やっぱり単なる情報にすぎないし、

さらに最近はネットで言葉を検索しても、

思った結果に中々たどり着けないという感もある。

 

電子書籍も試したが、ネットサーフィンの延長くらいに思える。

情報を検索するタイプの書籍には向いているが、

作品としては、実物の本の持つ存在感にはかなわない。

 

*

 

一冊の本というのは、それで完結したひとつの世界を持っている。

その中に没頭するには、手触りや重みが欲しい。

メールに対しての手紙もまた同じように思える。

 

作品として、また個人の思いとして、大切なものには姿形があったほうがより良い。

そこには物であっても人格のようなものが現れる。