「さかなのこ」を観た。 最初は絶対見ないタイプの映画だろうと思っていたけど、ネットでは意外にも「傑作!」と絶賛する人も多い。 時折見ているyoutube配信、漫才師の米粒写経の「映画談話室」では、試写で観てとても良かったという映画評論家の松崎健夫氏…
安倍さんは一次と二次の政権で大分変ったように見える。そこが安倍政治を振り返るポイントではなかろうか。 * 安倍さんは第一次政権では保守色はそんなに強くなく、所信表明も「小泉改革を引き継いだ構造改革を目指す」であった。 小泉改革は『聖域なく』が…
ジェームス三木というと「春のあゆみ」スキャンダルを思い出してしまう下衆な自分が嫌になりますが、名脚本家であります。 例えば江口洋介のデビュー作「翼をください」。 同じ町に進学校と落ちこぼれの学校。別々の制服なので町の人にも比べられる。 落ちこ…
長年地域に根強いてきた大型総合スーパーが閉鎖して6年ほど経った。 跡地は大きな倉庫になった。中身はネットショッピングの在庫らしい。 流通の変化に沿った変容が象徴的だ。 少し離れたところにホームセンターと食品スーパーが合体したショッピングモール…
つい先年まで首相であった与党の最重要クラスの政治家が、月3万8千円の部屋に住む無職の氷河期世代に自作の銃で撃ち殺されるというのは、日本の歴史上でも最大級の格差のテロではないだろうか。その動機が辻褄の合わない話というのが、現代の混沌である。こ…
dot.asahi.com 内容は別として、たしかに自分も友達がほぼいない。 なぜ男はそうなのか。若い内は、どちらかと言うと「狭く深い関係」の方が落ち着く人が多いのではないか。でも年をってくるとむしろ浅く広い関係の方が必要になってくる気がする。 若い時分…
『ククルス・ドアンの島』を観た。 あらためてスケールを拡げた作劇は見事だし、戦闘シーンも素晴らしい。しかし何か違う。 ファーストガンダムはドライな人間観や演出が、自分には魅力であった。今回はストレートな人間愛とよくあるアニメ的な派手な人物演…
TBSラジオでステレオガールと言うバンドの曲が掛かっていて、かっこよかった。 もうリアルタイムのギターロックでワクワクすることはないのだろうなと思っていたけど、時代が一回転しているのかなというくらいに衝撃がありました。 豪快グランジ的なギターと…
中学生の頃(86-87年くらい)にブルースブラザーズがテレビで放映されて、その音楽のカッコよさにぶっ飛ばされた。それ以来サザンソウルが好きになった。 そのBBのコンビの元ネタがサム&デイヴだということで、ベスト盤をレンタルカセット(!)で入手。コ…
前のブログの続きですが、ビートルズはこのセッションの開始早々あんまり和やかではなく、どっちかと言うとトゲトゲした空気で自棄になって悪ノリしているように、自分には見えました。 ではその前は何してたんでしょう。 ゲットバックセッションは69年の初…
ビートルズファンお待ちかね、撮影から50年後に公開されたゲットバック(レットイットビー)セッションの未公開映像集。 なかなか感慨深いですね。そしてまず思ったのは落ち着きがない。特にジョンレノン。小五の男子と言う感じ。 それまでの使い慣れたアビ…
www3.nhk.or.jp 正社員→業務委託→「業者」になる→インボイス→消費税も納める→消費納税額増える→財務省喜ぶ。
選挙前ということで、主に野党周りに最低賃金アップの話題が多い。 非正規労働に対して、1,500円の時給は多くの企業で事実上難しいと思う。その上でもし、その額が最賃の時代が来たらどうなるだろう。逆に非正規にすらなれない人が増えるのではないだろう。 …
チャーリー・ワッツが亡くなった後の最初のRストーンズのライブ。 ミックが涙声でファンに話をしていると、キースがすかさず手を握る。嗚呼。
もう年齢も年齢だし体調が悪いという話もあったけど、やっぱり寂しい。 どこかギクシャクしたリズムのゼンマイ人形みたいなチャーリーと、黄泉の国の泥水みたいなモゴモゴしたビルのベースあってのストーンズだった。あの土台があってこそ猥雑と混沌が華やか…
最近は歳のせいか、ゆったりした音楽がはまる。 かと言って豪華なバラードや洒落たAORもちょっと違うという時に、ロバート・プラントの07年作「レイジング・サンド」と矢野顕子08年作「akiko」を聴く。 どちらも良いなあと別々に聴いていたら、プロデューサ…
零細なんでワクチンの予定なんて見えません。 老親と暮らしているので早くなんとかしたいのですが。 職域接種って大企業優先なんですよね。 これは命の選別にならないのでしょうか。 経団連がねじ込んだんですかね。 零細の命なんて価値がないんでしょうね。…
作品と人格は分けて考えるべきと言うのも、理屈としては分かるけど現実はどうだろう。 熱心なファンほど音源だけではなく、それ以外にもインタビューや文字情報を多量に読み、文脈を理解し、ファッションやライフスタイルまで追いかけ、人柄まで愛してるもの…
五輪開会式の音楽家がかつて高校時代に凄惨ないじめをやっていたという話。 アレは本人がインタビュアーの前で悪ぶって大分大袈裟に粋がって見せたら、引っ込みがつかなくなったというのが事実じゃないだろうか。 自分の知人に彼と同期だった人がいたけど、…
最近、二十年前に買ったフルアコ(空胴のエレキ)のギターを弾いてる。臨時収入があったのであまり知識もなくなんとなく手を出してしまったやつ。中国製でフルアコの最安値だった。当時は買ったもののなんだか気に入らなくてほぼ放置していた。 中古店に処分す…
最近、春日太一氏の影響で「座頭市」を配信でよく観てる。 (まだ春日氏の本は読んでない。動画で話してるのを少し観た。もう何本か観たら読みたい。) 描かれている時代は幕末くらいで、映画がつくられているのは60年代。 かつて根本敬が昔の日本映画を見て…
シロクマ先生が新著を出される。先生は承認欲求という言葉を広めた人だと思っている。かつて「認められたい」という本も書いていた。そういう時代なのだろう。 承認欲求と言うのは他人に認められたい、他人の価値観で良しとされたいと言う、あくまでも他人軸…
清水ミチコの話を聴いていたら、お母さんは森繁の駅前シリーズなどの喜劇映画が好きだったらしい。これは井伏鱒二の駅前旅館を原作とした60年代のヒットシリーズだ。 駅前シリーズは「駅前温泉」を見たことがある。森繁に伴淳三郎 フランキー堺 淡島千景 司…
最近思うのは、もう右も左も関係ないのね。 元々右も左も嫌いだし。 シンパシーを得るのは右寄りの左とか左寄りの右とか歩み寄れるタイプ。
ネット上で傷痍軍人の話が少し出ていて、自分が覚えているものを書いておこうかと思った。 70年代の終わりごろ、成田山の参道の一角で見た。片足や片腕が無かった。汚れた兵装風の服を着ていて、座り込んでいて何か楽器を演奏していたようにも覚えている。そ…
若い頃に短期間、現場系のバイトに一度通ったことがあった。すると初日に社長からいい教えを聞いた。 1 なるべく作業着は汚すな。いい職人は汚さない。汚いと他から舐められる。 だからだらしなく土の上にベタっと座るな。 2 仕事は両手を使え。 3 誰かが目…
ポッド許可局の三人が「花束みたいな恋をした」と言う映画の感想を言い合っていた。 映画は文系サブカル的な趣味が合い同棲生活を始めたカップルの始まりから終わりまでらしい。 それぞれが映画に現れる固有名詞にやられたという。有名なアニメ監督や、好き…
抗寄生虫薬としてイベルメクチンが広くいきわたっているアフリカでは、意外にもコロナが拡大していない。予防薬としても期待できる。 実際世界16か国でコロナに対して使用されている。 しかし現在日本ではイベルメクチンをコロナに対して使うには、本来の目…
マキタスポーツの十代の娘二人は何かというとキモいの連呼。何をしてもキモいといわれてしまうマキタ。カメラのファインダーから目を外し、娘たちが可愛いなあという思いで見るとキモイと言われてしまう。 その反対はカワイイらしい。老眼鏡を頭に載せてテレ…
マキタスポーツの十代の娘二人は何かというとキモいの連呼。何をしてもキモいといわれてしまうマキタ。カメラのファインダーから目を外し、娘たちが可愛いなあという思いで見るとキモイと言われてしまう。 その反対はカワイイらしい。老眼鏡を頭に載せてテレ…