話題のヴェンダースx 役所広司の映画、パーフェクトデイズを観てきた。 面白かった。 * 役所広司演ずる平山は、スカイツリー周辺の古いアパートに一人で暮らすトイレの掃除夫。 無口だが仕事熱心な職人肌。朝起きて布団をたたみ、盆栽に霧を拭いて、きちん…
たまには楽器屋さんでも覗こうかと検索すると、ほとんど島村楽器。 それ以外の楽器屋さんは自分には無関係のジャンルのものだけ。 あとは〇〇鑑定団的なところが、中古楽器屋の役割を果たしている様子。 多様性が無くなりました。 いやいや、まだ島村や鑑定…
これこれ、こういうのを30年オレは待ってたのよ‥‥。 最後?に名曲。黄金の70年代的なグルーヴィーなソウルブルース。 ありがとう! 先日はジャケットがダサいとか言ってすいませんでした。 youtu.be
90年代以降、ローリングストーンズのジャケットがダサい。 毎回ガッカリするのだが、案外触れている人がいない。 個人的には81年の「タトゥーユー」はかっこよかったと思うが、それ以降のオリジナルアルバムのデザインは好みじゃない。 あなたの感想ですよね…
映画「君たちはどう生きるか」を観てきました。観客たった5人。 凡人からすると「狂人の美しい夢」をのぞいているようなわけのわからなさだった。 ただ面白いことは面白い。映像、キャラクター、細かな背景の楽しさにも引き込まれる。 おそらくは暗喩にまみ…
職場に出入りするお客さんの3割はノーマスクになってしまった。 とくに高齢男性は8割近い。 本当に大丈夫なのかな…
オリジナルよりも、スマートで紳士な感じの「生きる」という感じでした。 元祖の持つ匂い立つような剥きだしの生命力みなぎる戦後感は当然ないのですが、イギリスの古い役所や役人の仕事・生活はこうなんだなと識る喜びがありました。映画の中に異国の生活の…
ちょっとバイオレンスが過ぎるけど、3時間弛まずアイデアを山の如く詰め込んで、テンポ良し、スピード感も情緒もあり、ダンスに恋にアクションにエンタメとして文句無し。 しかしメタ視点ではイギリスの人はどう観たのだろうかと心配なくらい「反英」。 とに…
エンペラー・オブ・ライト 80年代イギリスの南岸の田舎町の海沿いに建つエンペラーという古い映画館での話。 主人公は生真面目に働く中年女性。同僚たちは少し気難し気な小柄な老人の映写係。シンディ・ローパーみたいなメイクの女の子。その他、青年たち。…
職場に迷惑FAXが届く。届いた紙には、こういったFAXの連絡が不要なら「不要である」と返信してくださいというメッセージと、返信FAX番号が書いてある。 真に受けて実際にそのようにするとその発信元からは確かに受信しなくなる。しかし別の発信元から、これ…
「さかなのこ」を観た。 最初は絶対見ないタイプの映画だろうと思っていたけど、ネットでは意外にも「傑作!」と絶賛する人も多い。 時折見ているyoutube配信、漫才師の米粒写経の「映画談話室」では、試写で観てとても良かったという映画評論家の松崎健夫氏…
安倍さんは一次と二次の政権で大分変ったように見える。そこが安倍政治を振り返るポイントではなかろうか。 * 安倍さんは第一次政権では保守色はそんなに強くなく、所信表明も「小泉改革を引き継いだ構造改革を目指す」であった。 小泉改革は『聖域なく』が…
ジェームス三木というと「春のあゆみ」スキャンダルを思い出してしまう下衆な自分が嫌になりますが、名脚本家であります。 例えば江口洋介のデビュー作「翼をください」。 同じ町に進学校と落ちこぼれの学校。別々の制服なので町の人にも比べられる。 落ちこ…
長年地域に根強いてきた大型総合スーパーが閉鎖して6年ほど経った。 跡地は大きな倉庫になった。中身はネットショッピングの在庫らしい。 流通の変化に沿った変容が象徴的だ。 少し離れたところにホームセンターと食品スーパーが合体したショッピングモール…
つい先年まで首相であった与党の最重要クラスの政治家が、月3万8千円の部屋に住む無職の氷河期世代に自作の銃で撃ち殺されるというのは、日本の歴史上でも最大級の格差のテロではないだろうか。その動機が辻褄の合わない話というのが、現代の混沌である。こ…
dot.asahi.com 内容は別として、たしかに自分も友達がほぼいない。 なぜ男はそうなのか。若い内は、どちらかと言うと「狭く深い関係」の方が落ち着く人が多いのではないか。でも年をってくるとむしろ浅く広い関係の方が必要になってくる気がする。 若い時分…
『ククルス・ドアンの島』を観た。 あらためてスケールを拡げた作劇は見事だし、戦闘シーンも素晴らしい。しかし何か違う。 ファーストガンダムはドライな人間観や演出が、自分には魅力であった。今回はストレートな人間愛とよくあるアニメ的な派手な人物演…
TBSラジオでステレオガールと言うバンドの曲が掛かっていて、かっこよかった。 もうリアルタイムのギターロックでワクワクすることはないのだろうなと思っていたけど、時代が一回転しているのかなというくらいに衝撃がありました。 豪快グランジ的なギターと…
中学生の頃(86-87年くらい)にブルースブラザーズがテレビで放映されて、その音楽のカッコよさにぶっ飛ばされた。それ以来サザンソウルが好きになった。 そのBBのコンビの元ネタがサム&デイヴだということで、ベスト盤をレンタルカセット(!)で入手。コ…
前のブログの続きですが、ビートルズはこのセッションの開始早々あんまり和やかではなく、どっちかと言うとトゲトゲした空気で自棄になって悪ノリしているように、自分には見えました。 ではその前は何してたんでしょう。 ゲットバックセッションは69年の初…
ビートルズファンお待ちかね、撮影から50年後に公開されたゲットバック(レットイットビー)セッションの未公開映像集。 なかなか感慨深いですね。そしてまず思ったのは落ち着きがない。特にジョンレノン。小五の男子と言う感じ。 それまでの使い慣れたアビ…
www3.nhk.or.jp 正社員→業務委託→「業者」になる→インボイス→消費税も納める→消費納税額増える→財務省喜ぶ。
選挙前ということで、主に野党周りに最低賃金アップの話題が多い。 非正規労働に対して、1,500円の時給は多くの企業で事実上難しいと思う。その上でもし、その額が最賃の時代が来たらどうなるだろう。逆に非正規にすらなれない人が増えるのではないだろう。 …
チャーリー・ワッツが亡くなった後の最初のRストーンズのライブ。 ミックが涙声でファンに話をしていると、キースがすかさず手を握る。嗚呼。
もう年齢も年齢だし体調が悪いという話もあったけど、やっぱり寂しい。 どこかギクシャクしたリズムのゼンマイ人形みたいなチャーリーと、黄泉の国の泥水みたいなモゴモゴしたビルのベースあってのストーンズだった。あの土台があってこそ猥雑と混沌が華やか…
最近は歳のせいか、ゆったりした音楽がはまる。 かと言って豪華なバラードや洒落たAORもちょっと違うという時に、ロバート・プラントの07年作「レイジング・サンド」と矢野顕子08年作「akiko」を聴く。 どちらも良いなあと別々に聴いていたら、プロデューサ…
零細なんでワクチンの予定なんて見えません。 老親と暮らしているので早くなんとかしたいのですが。 職域接種って大企業優先なんですよね。 これは命の選別にならないのでしょうか。 経団連がねじ込んだんですかね。 零細の命なんて価値がないんでしょうね。…
作品と人格は分けて考えるべきと言うのも、理屈としては分かるけど現実はどうだろう。 熱心なファンほど音源だけではなく、それ以外にもインタビューや文字情報を多量に読み、文脈を理解し、ファッションやライフスタイルまで追いかけ、人柄まで愛してるもの…
五輪開会式の音楽家がかつて高校時代に凄惨ないじめをやっていたという話。 アレは本人がインタビュアーの前で悪ぶって大分大袈裟に粋がって見せたら、引っ込みがつかなくなったというのが事実じゃないだろうか。 自分の知人に彼と同期だった人がいたけど、…
最近、二十年前に買ったフルアコ(空胴のエレキ)のギターを弾いてる。臨時収入があったのであまり知識もなくなんとなく手を出してしまったやつ。中国製でフルアコの最安値だった。当時は買ったもののなんだか気に入らなくてほぼ放置していた。 中古店に処分す…