当たり前のことかもしれませんが、何もない人間関係の上では、
なにかしら名刺代わりのものがないと、他人から相手にされません。
(受け入れられません)
例えば容姿がよければ、ひとめでそれが名刺代わりです。
だから多くの人は、血道をあげます。
良ければ、一発で受容されます。
勤め先が有力なら、文字通り、名刺、または肩書きで、
他者と向き合うことができます。
だから多くの学生さんは、すこしでも良い会社に勤めようとします。
その他、分かりやすい特技があれば、それを掲げることと有利です。
社会人になると、趣味レベルの特技では、あまり有力ではありませんが、
(直接、利益を与えられれば別)
学生の内は、結構大きなアドバンテージです。
あの人、あんなことできるんだって、すごい、的なことで充分です。
勉強やスポーツ、習い事、サークル…などなどのイメージです。
社会人になって、特技を伸ばし、何かの職能を磨けば、それが名刺代わりになります。少し前の資格ブームはそれの反映でした。仕事の成績が伸びれば、その世界ではそれが自分の売りになるでしょう。
ですから若い方は、容姿、特技、そして就職活動、頑張ってください。
何もないと苦労します。
名刺を「魅力」と言い換えてもいいと思います。
多くの人は、穏やかで、まじめで、人として魅力があるものだと思います。しかし、それは分かりづらい。内面まで肝胆相照らす仲になるには、時間や経験などの多くのコストを必要とします。
ですから、自らをまず受け入れてもらうためには、上に書いた三つを頑張ることが、王道だと思います。人間性を見てもらえるのはその後です。