野良馬ヒンヒン

思いつきを記録しています。下らぬものです。

選挙区制の意味が分からなくなってきた

今回の選挙で、小選挙区というか、選挙区制の投票の意味って、どれくらいあるのかなーという気になった。もう、いろんな意味で、わが町の代議士が誰になろうが、大局で見て、大きな意味を持たないような世の中になったのではないか。

 

地域の声を国会に運ぶような政治家がどれくらいいるのだろうか。本人はとも角、一般に、関係者や応援者が、住民の意見に耳を傾ける機会や訪問がどれだけあるのだろう。

 

こんなに細かい選挙区の割り振りだと、隣の選挙区と、何の差があって、区割りが分かれているのか、意味が不明。隣り合う地域的な事情はさして変わらないところが多いだろうと思う。

 

例えば、沖縄や地域政党の強い北海道、または極端な過疎地域では、地域的に考えるべき事情が多いと思うけども。

小選挙区だと、さらに結果が極端に出すぎる傾向がある。


それより比例代表制に大きな割合を持たせた方が、直接的に民意を反映することになるように感じる。今回、戦後最低の投票率ということで約半分の人は、棄権している。浮動票がかなり少ない。その状況で比例は、これを書いている段階で82:72で自民党

 

小選挙区と比べたら、弱すぎないか、与党・・・。得票率がほぼダイレクトに結果に反映される比例制では、こういう状態。浮動票がもし大きく動いていたら、もしやもしや・・・という結果。

 

選挙区制は、一票の格差の問題もあるし。

  

極端な大勝、というのは与党にとってもよくない部分もあると思う。危機感を感じるくらいの勝ち方のほうが、引き締めて政治活動していくのではないかな。

 

せめて以前の中選挙区制くらいのほうが、良いと思います。