なぜか花札の絵に惹かれるのだけど、なぜだろ。
和柄として、相当流通しているはずだけど、
風流でもありながら、なんとも不穏な空気が在る。
赤い空や、赤い札、赤い花の赤色。毒々しい程に赤い。
猪や鹿、月や鶴。どれも微妙に角度が不安定。
ただ何もない、すすきの山や、松の寒々しさ。
唐突に紛れている人 (小野道風というらしい)や、よくわからない赤と黒の札。
タロットカードのあの意味深な感じにも通じる。
占いと博奕って、なんか近いものも感じるし。
と思ったら花札占いって、昔はあったそうです。