野良馬ヒンヒン

思いつきを記録しています。下らぬものです。

例のあの人と「車輪の一歩」

オトタケさんのあの話、奥さんはどうも容認ぽいし、傷つく人がいなければ、そういう事もありなのかなー、とモテない頭で考えます。

 

でも、子供たちはどうなんでしょう。父親がこういうスキャンダルで不出馬、というのは、あと数年すると、どういうことか、理解し始めるでしょう。やっぱり傷つく、というか、重いものが父子の関係に残るのではないでしょうか。

 

いやいや、英雄色を好むだよ、英雄の子供だからいいんだよ、というのはちょっと違うと思う。奥さんは無関心、夫は愛人やガールフレンドたちと別居、こどもも別に顧みられない。これは機能不全家族です。実際の彼らはまったく気にせずスクスク育つということもあるかもしれないけど。

 

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これはやはり本質としては、障碍者と性の問題であると思うのです。

 

オトタケさんは、その問題の光と影を実体験した数少ない著名人として、今回のことから得たものを、社会にフィードバックしていってほしいのです。これができるのは、彼だけだと思うのです。そこからが本当の彼の内面のスタートなのではないでしょうか。

 

そもそも性というのは誰にとっても不自由なものです。その本質の深淵に降りていくいけるのは、彼こそではないでしょうか。

 

この話が始まってから、その昔、山田太一さんが書いたドラマ「車輪の一歩」を思い出しています。

 

車いすの青年が、オレは結婚もできないし、ガールフレンドもできない、だから一度でいいから女性と関係を持ちたい、トルコ風呂に行きたい、と家族に切望します。

 

斉藤洋介の演じたあの青年と、その夢を思う存分かなえた彼。二人を思い浮かべてしまいます。

 

youtu.be

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