知人は生活保護。
いろいろ仕事を試したが、上手くいかない。
こだわりが強く、自分を曲げない。
そのせいか、生活は転々とし、この現況になった。
自分を曲げないというと職人気質のように思えるが、このこだわりの内容が他人にはわかりづらい。
そこにこだわる意味があるのかな…というこだわりかた。
単に自分が思いついたという事実に固執しているようにも見える。
周りから、それはこうすれば、と言われると反発し、余計に自分の考えを押し通す。
こだわることで、より良い結果に結びつくのであれば、こだわったほうがいい。
しかしそうでなくてもこだわるタイプの人がいる。
こだわること自体に快感があるのか。
自分の考えに固執することで、心理的に得る何かがあるのだろうか。
そう考えるとこだわりというより、自分の中での最初の思い付きに固執してしまう状態が、周りから見ると「こだわり」をもっているように見えているだけなのかもしれない。刷り込み・思い込みを上書き修正できない状態が「こだわり」に見えているだけなのかも。
また彼と話していると、向こうっ気が強く、こうしたらどうか、という周囲の言葉は命令のように聞こえているのではないか、と感じた。
他人の指図は受けたくない。
誰しもそうだろうけど、アドバイスなら聞いた方が得だ。
そういう柔軟性のないこだわり方。
結果にこだわるよりも、やり方や自分自身に固執する。
助言と命令の区別がつかないのかもしれない。
性格というよりも病的な気がしてきた。