昨日のオザケンは、結構よかった。
(音程もむかしからあんな感じだったと思う)
もっとシンプルにルーツロックぽい感じでファーストに近づいてくれたらもっといいなーと思う。
ニュースゼロのインタビューでは「アメリカのブルースが好き」「自分は消費物だった」といった内容の発言があったらしく、見てないけど字面通りの意味だとすると、それにはすごく心動かされる気がする。
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しかし自分も含め、なんでこんなにみんなでオザケンで大騒ぎするのだろう。
個人的には別にファースト以外はあんまり興味なかった。
でも、ある意味90年代のアイコンの一人だったなぁ。
なにか琴線に触れるものがあるのだ。
それにしても昨日のMSは一つに画面にX、オザケン、AKB、タモリ、というスゴイ幕の内弁当振りでした。
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時を同じくして、村上春樹の新作も昨日。
なんとなく二人のファン層って重なってそう。
自分自身は、共に好きな作品はあるけど、ハマってはなかった、という感じだった。
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なんとなくシンプルに洗練されていて、生活感なくて、インテリで、という、それこそそういう「消費」のされ方が似てるのかも。本人の意図とは別に、もしくは意図した以上に、ファンがそのように消費することを楽しんでいると、本人はズレを感じるかもしれないけど。それがオザケンの「消費物」発言につながったのかもしれないと思う。
いやもちろんそれだけではない、と思うのだけど、上手く捉えきれない。