今から42年前の1975年に、つま恋で行われたコンサート。
その開催準備からのドキュメントフィルム。
序盤には、観客の若者たち世代がけっこう多く出てくる。
二十歳くらいで、男も女もみんな可愛らしい。
そうすると今、皆60代になったくらいかな。
団塊というには少し遅めだけど、みんなの嫌いな老害というには充分だろうか。
こうしてみると、若者はいつも若者で、素朴で伸び伸びしていて愛らしい。
今も昔もあまり変わらないのだ。
当時の若者たちも、戦中世代と軋轢があり、だからこそメッセージの強い音楽を求め、自由を求めた。きっとそれは今の若者以上だろう。
今も昔も若者は変わらない。だとしたら、どこで「老害」になったのだろうか。
いや本当に彼らは老害なのだろうか。
もしかしたら今の若者も、いずれ同じようになるのだろうか。
今から11年前、前回より31年後のつま恋コンサート。途中で観客たちを移すシーンも多い。