安倍政権は消極的支持が多く、他に選択肢がないという理由が多い、という話を良く聞いた。
ちょっとネットで検索すると、なぜかそういう回答選択肢がある世論調査は見つからない。どこからきたものなのかわからない。
継続的同一調査の推移的比較はまあ参考になると思うけど、そもそも世論調査というのは、方法にピンとこない部分が多くて、あんまり信用していない。
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それでも他に選択肢がないから、まあ支持してるというのは実感できる。
それが具現化したのが、今回の都議選の結果で、他野党を差し置いて都民ファーストが自民党をはるかに上回ることになった。
他に選択肢が現れたから。
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その「選択肢」ってなんだろう。
日本人の政治って、政策ではなくタレント人気投票みたいなもので、
分かりやすいタレント性のある対抗馬が現れたということだと思う。
またワイドショーのコメンテイターでは「安倍政権終わりの始まり」のように
転がしたい人もいたけど、実際は国政には無関係。
小池さんが戦ったのは都議会自民党であって、
国政の自民党とは仲良くやりたいのが本音だろう。
今回負けたのは自民党の中でも都議会。
ただ安倍さんは別の選択肢が現れたときのことを考えるとビビったろうと思う。
国政の中にほかの選択肢はまだ現れていない。
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二週間ほど前TBSのワイドショーでジャーナリストのコメンテイターが
「似たような別の学園問題が始まるかも」と言っていたけど、
成田の国際医療福祉大学についてらしい。
今日の文化放送で取り上げられていた。
スタートのようだ。