クレジットカードのツケ払いがあまり好きではないので、
前払制のクレカがあればいいのにと思っていましたが、
デビットカードは即時に近い引落しということで、
まあ近いようなものかな、と思い調べました。
海外ではクレカよりも普及してる国もあるそうですし。
そうするとデビットには二種類あるようです。
2010年から運用されているJデビット。
もう一つは近年利用者を増やしているvisa,master,jcbなどのクレカ会社の運用するブランドデビットとよばれるものです。
この二つあるっていうのが、まずよくわからない。
デビットとして両者に共通しているのが、口座からの即時引落し。
違うのが、jのほうはキャッシュカードを使用できるが、
ブランドデビットはブランド発行のデビットカードを使うこと。
加盟店側としては、Jは専用端末が必要で、ブランドはクレカシステムと共用の端末を使えること。
近年ブランドデビットが利用数を伸ばしている理由は、クレカと共通のシステムが便利ということらしい。
しかしながら同じデビットカードを名乗っていながら、二つあるのがやっぱり分かりづらい。
そしてJはほとんど誰しもが持っているキャッシュカードを使うという利点があるのに、あまり使われていない。
これは買い物のたびにキャッシュカードを出すのは怖い、ということもあるだろうし、キャッシュカードで買い物できるという利便性自体が知られていないこともあると思う。
そこで思うにjデビットは、Jデビットが使えるレンタルカートシステムを自前で開発して、ネット通販事業者に売り込んだらどうか。デビットカードが使えるネット通販は、結構少ないように見える。ネットから普及させるのは良いと思う。
キャッシュカードは家に置いておきたい、家でネットで買い物したい、クレカでツケ払いはあまり好みではない、という人は三条件そろった人は結構多いかもしれない。ネットで使えるデビットカードは、現実でも使えると知ればキャッシュカードを持ち出して、外で買い物をし始めるかもしれない。
そしてデビットカードは加盟店にも手数料において優しいらしい。ツケ払いではないので金利がかからない。その分クレカの半分くらいの手数料で加盟店も決済できるという。さらに現金化の遅れも少なく、一週間以内には現金化されるらしい。またネット上なら専用端末もいらない。
であれば、後払いの嫌いな日本人の消費者と、クレカの高い手数料から現金主義を選んでいた加盟店のどちらにも、メリットがあるではないですか。
運営母体が大きいので、レンタルカートシステムの開発運用位はなんてことないと思う。
さらにもう一つややこしいことがある。そもそも「デビットカード」がなんなのかその単語からは直観的に連想しにくい。その上「J」なんてアルファベットを乗っけちゃうからまた分からない。
Jは、キャッシュカードが直接使えるのだから、ここはベタに「キャッシュカード払い」システムでもいいんじゃないのと思う。これなら一言ですべてわかる。「jデビット」は運用組織名として残せばよいと思う。
キャッシュカードで買い物できるレンタルカートシステム。キャッシュレス時代前夜の今こそデビットカードが普及するチャンスだと思う。
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追記
Jデビットは専用端末が必須らしく、よってネット通販には対応する予定がないらしい。確かにキャッシュカードの番号とパスワードを直接打ち込むのは怖いわな…。
でもネットは絶対対応不可で行くならば、もう衰退する以外に道はないのではないかとも思う。