メンフィスのアメリカンスタジオでギターを弾いていたセッションギタリストのレジーヤング。御年81歳。初のソロアルバム。7曲入り。
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これはインタビューの様子
なかなか良い演奏動画がない。
高密度に発展したアレンジの音楽に飽和した耳には、新鮮なほどシンプル。
レトロをわざと狙った風でもなく、ただ弾いてきたように弾きましたという感じ。
カントリーっぽい複音プレイがメインで、ゆるめの歌心満載。
着流しを着て三味線を弾くような風情。
バックの演奏もよい。
七曲しか入っていないのもよい。
結果、その素朴さが何かのメッセージにも思える。
この世代のミュージシャンが完全引退目前に何かを届けてくれたような
そんな一枚。