映画ボヘミアンラプソディでシングルカットを拒んだ重役は、かつてウェインズワールドの「ボラプ」でヘッドバンギングをしていたあの人
十二月にクイーンの思い出を書いたのだけど、
丁度一月後に劇場で見ました。
前半はちょっとご都合演出という感じもあったけど、
ライブシーンは最高にかっこいい。
とくに最後のウェンブリーのライブエイドは最高。
やっぱり音楽の力が強かったのだろうと再確認。
クイーンというのは、フレディのキャラクターがちょっとマンガ的でもあるので、
なんとなくコミカルに見えなくもない。
それでも、圧倒的な音楽で最後は感動してしまうという二重構造があって、
それで感動もより深く、存在感も強かったのだと思う。
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そして調べていて後から気づいたのだけど、ボヘミアンラプソディーをシングルカットすることに大反対したEMIの重役レイ・フォスター役をやっているのは、コメディアンのマイク・マイヤーズ。
この人は90年代半ばに「ウェインズ・ワールド」というロック系コメディ映画を脚本・主演で大ヒットさせた人。実はこの映画で挿入歌としてボヘミアンラプソディが使われており、フレディ亡き後にあの曲のリバイバルにひと役買った人。それが今回の映画では「ボラプ(劇中でロジャーが発音)」の邪魔をするという逆展開。洒落た配役ですね!
(↓の映像の黒いシャツとキャップの人)
ちなみにウェインズワールドは地下でケーブルテレビの音楽番組を製作放送していた二人組が、大手テレビ局に引き抜かれるという、昔のyoutuber夢物語的なお話でした。