野良馬ヒンヒン

思いつきを記録しています。下らぬものです。

昭和47年生まれだけど、昔はマクドナルドやロッテリアのハンバーガーは、高級品だった。

 

正月になると、子供同士連れ立って、映画館に行き、二本立てや三本立ての映画を見た。キャノンボールや、ジャッキーもの、ネバーエンディング・ストーリーや、BMXバンデット(同名バンドとは別の子供向け映画。元ネタかな? youtube で見てみると、シンセ音楽をバックに、自転車が走り回っていた。現在日本発売のDVDではBMXアドベンチャーになっている。ニコール・キッドマン映画初出演)なんかを見て、帰りにバーガーショップでセットを頼むのだけど、当時、子供に一個、300円くらいのバーガーなんて大贅沢。セットにしても、今より割高だったように思う。

 

お年玉からだした自分のお金で食べたハンバーガーのうまいことうまいこと…。旨甘いような、油と、パンと、ひき肉の香り…ピクルスの不思議な味。

 

あれを腹いっぱい食うことはできなかった。お金がない。本当なら、ポテトとかいらないから、バーガーを2つ3つ食いたい。

 

いつか大人になったら、あれを腹いっぱい食うぞ、というのが夢だった、という話を大人になって同年代の友人と、俺も俺も、と話をしたのを覚えている。