あまり映画も見ないので、俳優さんに思い入れもないのだけど、突然思い出して、どうしているのだろうという気持ちになったりする人もいる。
今日は二人の女優さんを思い出した。
一人は小橋めぐみさん。
NHKの「家へおいでよ」というドラマに出てた。
キリッとした目と大きめの耳が印象的な女の子の役だった。
なんとなく浮世離れしたような、リアリティのないような存在感が面白かった。
あまりその後を聞かなかったので、どうしていたのかと思ったけど、
結構脇役でいい仕事をしていたみたい。
読書家らしく青山ブックセンターのPR動画にも出演していた。
好きな本についてゆったり語る感じが、とてもいい感じ。
もう一人は粟田麗さん。
市川準監督の東京姉妹の妹役。兄は緒方直人だった。
とても好きな映画で何度か見返した。
実は、粟田さんは昔の知人のお友達だったということがあって、面識はないけど、勝手に親近感を持っていた。
いや、それと無関係にしても、あの映画にとてもあっていて素晴らしかった。
その楚々とした透明感やはかない存在感が、あの映画の舞台であった東京の北側のなんとなく寂しいような、優しいような、穏やかさに溶け込んでいて素敵だった。
最近は吉田修一原作の「怒り」や仮面ライダー で好評だったらしい。こういう動画を見ると元気な女性のイメージにも見える。最近作も追いかけてみてみたくなる。
このお二人を画面で初めて見て二十年や十数年経っている。
二人ともすごく良い感じに大人の女性になられていて、あらためていいなぁと思ってしまった。時間を経るって素敵だなぁ。
果たして自分はその間何やってたんだろうと呆れてしまうけど。