1982年のアメリカの三人のアーケードゲーム大好きな四人の少年。ゲーム世界大会で世界一を競い合う。その輝かしい日々が、当時の(厳密にはその頃の)ヒット曲と共に描かれる導入部。あの頃のゲームで使われていたフォントが、説明文に使われていたりして、なんかジーンと来る。
対照的に、その三十年後、冴えないオタクになった主人公の日々。
そしてある日、宇宙からの侵略者がやってきてアメリカ軍の基地を攻撃するのだが、侵略者はなぜか、30年前のアーケードゲームのキャラクターそのものの形をしている。
それに気づいた大統領が呼び出したのは・・・そしてその大統領は・・・
皮肉やブラックユーモアや、アメリカのサブカルチャーの小ネタをはさみつつ、ご都合主義で盛り上がるのだけど、なんとなく下品じゃないのがほどがいい。ホール&オーツが宣戦布告するシーンが笑ってしまった。
またパックマンの製作者の岩谷さんをモデルにした日本人が登場するなど、当時の風俗やゲームに対して愛情が込められているのがよく分かる。
ちなみに岩谷さんご本人も、カメオで出てるらしい。国防会議にいるメガネのアジア人かなー。
「俺はアーケードゲームしかやらない。あのころは、自転車で友達とゲームセンターに集まって楽しんだものさ・・・」
という主人公のつぶやきが、いいですね。そういえば、あのころは、家やゲーセンに集まってやるものでしたねー。ゲーセンは行かなかったけど。
そしてB級だと半分バカにしながらも、最後はちょっとホロリとさせられるいい映画でした。最後に岩谷さんへの敬意が伝わるような短いアニメショーンも。
3D吹き替え版では、主人公が柳沢慎吾さんでした。合ってるような…。そして最後のエンドロールに日本の曲が流れるのですが、吹き替え版だからでしょうか。吹き替え版じゃないと別の曲だったのかな。できれば元の曲があれば、それで見たかったなー。