ネットフリックスで映画を見ました。
フローズングラウンド
アラスカでの実話を基にした連続殺人モノ。ニコラス・ケイジの刑事は、監禁殺人未遂事件を担当する真面目な普通の中年男。二週間後に転職を控えていて、この事件の発生は悩めるところ。殺人鬼から逃げ出した被害者女性の話は市警に信用されず、保護もされない。それは彼女が売春婦で、彼女の言う犯人は町の有力者だった故。ジョン・キューザックが静謐に演じるその犯人は、普段は温厚なベーカリーの経営者だが、すでに次の獲物をねらっている。
逃げ出した被害女性の十代の街娼を演じる女の子(ヴァネッサ・ハジェンズ)が熱演で、ちょっと魅力的。美人顔ではなく、アジアっぽい顔立ちが目を引く。対して、二人のベテランが抑え気味なのがちょうど良いバランスのよう。
サスペンスにつき物の、すれ違いや追いかけっこがやや冗長ですが、三者のファンや、実話モノが好きな人なら見て楽しめると思います。