行けるか行けないか、行くべきか否か。
平日夜の武道館公演。
コレクターズデビュー30年にして初めての武道館。
ポッドキャストではチケット売行きが…と言う話が。
これは参戦したいが、仕事がキビシイ。
一度はチケットを予約したものの、やっぱり無理かとあきらめて、受け取りキャンセル。
しかし当日の今日、無理矢理やりくりすれば可能かもしれないという偶然が重なる。
…決心を決めて、仕事をなんとか繰り上げダッシュ。
開演10分前に武道館前。
なんと当日券に20人ほど並んでいる! 待っていると後ろにも20人近く!
やはり平日なので当日決心の人も多いのだろう。
SEの鳴ってる中、滑り込み。一曲目に間に合った。三階ほぼ最後列。
でも見晴らしいいし、自由度が高く席移動もできる。良席。
先ず愛ある世界から始まる怒涛の4曲でMC。
加藤さんによるとあと7枚でソールドアウトだったらしい! 当日券は150枚。
惜しいと思うけど、チケットが売り切れで買えなくて残念な思いをした人は
ギリギリいなかったわけだから、良いのかも…。
名曲連発で最高の演奏、特にギターソロがワイルドでカッコ良かった。
武道館は音が悪いと聞いていたけどそんなことなかった。
特にギターの音抜けは最高。すごく良く聞こえた。
レーザーや照明も素晴らしく、カッコ良かった。
実は三年前から相次いだメンバー交代が、自分の中で尾を引いていたけど、
新しいリズム隊、特にドラムの鋭さや疾走感はバンドをもう一回り大きくしたように思えた。
以前のグルーヴィーなベースとドラムより、今のバックだと初期の強めのビートの曲が引き立っていた。
そのせいか、初期の名曲と最近の曲が多かったよう。中期はちょっと少なめ。
中期好きとしては、ちょっと寂しいけど、経緯があるから仕方ない。
初期も中期も、それぞれに音楽的なピークがあったと思う。
もしかしたらフロント二人は、今のこのメンバーでできる傑作を狙っているのかも。
選曲と演奏ぶりから勝手にそんなこと思った。
でもその割にメンバー紹介が雑で、素っ気なかった。
気のせいか、もしくは振りようがなかったのかもしれないけど。
今日は行って本当に良かった。
音楽って素晴らしいなと久し振りに思ったし、
色々と捨てたもんじゃないかも、とも思えた。
メンバーの皆さん、スタッフさん、本当におめでとうございます。
アンドありがとう。
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