野良馬ヒンヒン

思いつきを記録しています。下らぬものです。

ネットがつまらなくなった、という意見も多い。

自分もそう思う。

思うがなんとなく離れることもできない。

 

*

 

自分は98年にネットを開始した。

まだその頃は個人サイトが主だった。

色んなアイデアが新鮮だった。

今から見ると稚拙な技術やサービスばかりだったけど、

初めて触れるモノばかりで驚きは大きかった。

 

言ってみればみな町の個人商店のようなものだった。

それが今は再開発された巨大商業テナントビルのようなもので、

便利で快適であることは間違いない。

だけどあまり感激したり、わくわくしたりしない。

人間臭さも、味わいもない。

 

草の根的なアイデアが楽しかったあの頃のネットは帰ってこない。

もう大資本が敷いた情報網を使わせてもらうばかり。

 

大きなシステム抜きでは、ちょっとやそっとじゃSEOに引っかからず、

検索の上の方に来ることもない。

 

ネットが始まったころは、資本よりアイデア、みたいなことが言われたが、

やっぱり大手に牛耳られてしまった。

しかもグローバルな。

 

大きく取り上げられる情報も、芸能人やよく出自の分からないインフルエンサーだのユーチューバーだのの、与太話や自慢話ばかり。それも結局なにかの紐づきなんだろう。どうでもいい。はてブすら本当にピンと来なくなった。

 

こちらが劣化したのだといわれればそれまでだが。

 

今になって平成中期くらいに、戦中・戦後あたりを覚えている人たちの戸惑いや失望が分かってきた気がする。