チャーリーが亡くなって
もう年齢も年齢だし体調が悪いという話もあったけど、やっぱり寂しい。
どこかギクシャクしたリズムのゼンマイ人形みたいなチャーリーと、黄泉の国の泥水みたいなモゴモゴしたビルのベースあってのストーンズだった。あの土台があってこそ猥雑と混沌が華やかに輝いた。
それでこそ、その前で飛び跳ねる三人の若作りが映えたのだ。
それがもう無い。
延長に延長を重ねた宴が終わった感じか。
よく○○の時代の終わり、みたいな言い方があるけど、今回ばかりはもう「ロックの終わり」みたいに思えてきた。これ以降三人がいくら飛び跳ねようと、ディナーショー的に見えてしまいそう。いやもうこのジャンルがディナーショーなんだな。
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でもバンドっていいな。とも思う。おやすみチャーリー。