野良馬ヒンヒン

思いつきを記録しています。下らぬものです。

チャーリーが亡くなって

もう年齢も年齢だし体調が悪いという話もあったけど、やっぱり寂しい。

 

どこかギクシャクしたリズムのゼンマイ人形みたいなチャーリーと、黄泉の国の泥水みたいなモゴモゴしたビルのベースあってのストーンズだった。あの土台があってこそ猥雑と混沌が華やかに輝いた。

 

それでこそ、その前で飛び跳ねる三人の若作りが映えたのだ。

 

それがもう無い。

 

延長に延長を重ねた宴が終わった感じか。

 

よく○○の時代の終わり、みたいな言い方があるけど、今回ばかりはもう「ロックの終わり」みたいに思えてきた。これ以降三人がいくら飛び跳ねようと、ディナーショー的に見えてしまいそう。いやもうこのジャンルがディナーショーなんだな。

 

*

 

でもバンドっていいな。とも思う。おやすみチャーリー。