最近は歳のせいか、ゆったりした音楽がはまる。
かと言って豪華なバラードや洒落たAORもちょっと違うという時に、ロバート・プラントの07年作「レイジング・サンド」と矢野顕子08年作「akiko」を聴く。
どちらも良いなあと別々に聴いていたら、プロデューサーが同じ人だった。Tボーン・バーネット。カントリーやブルースっぽいアメリカのルーツ系の音楽を、ちょっと新しい感覚で仕上げる人。最近はこういう音楽をアメリカーナと言ってまとめられている。
ルーツ系ニューウェーブみたいな感じか。古くはボブ・ディランのツアーギタリストや、エルビス・コステロの「キングオブアメリカ」のプロデューサーでもあった。
「akiko」は久しぶりにロックっぽいバンド編成で、中高年のロックファンにも耳馴染みが良い。
もしかしたらロバプラのアルバムをアッコちゃんが聴いて刺激を受けたのだろうか。参加ギタリストのマーク・リボウも共通している。リボウとはその後ライブDVDも出している。