長年地域に根強いてきた大型総合スーパーが閉鎖して6年ほど経った。
跡地は大きな倉庫になった。中身はネットショッピングの在庫らしい。
流通の変化に沿った変容が象徴的だ。
少し離れたところにホームセンターと食品スーパーが合体したショッピングモールができた。
近所のご老人たちは、昔のあの総合スーパーの方が良かったと嘆く。なぜか。
総合スーパーは縦に高い建物だったので、エスカレーターを使えば無駄に歩くことが少なかったという。
今行く、ホームセンターも食品スーパーも平面的な構造なので、あっちこっちに歩いて時間がかかるし、疲れてしまうらしい。
若い世代には似たようなものに見えるが、言われてみるとその通り。
どうして近年のモールは平面志向なのだろうか。