野良馬ヒンヒン

思いつきを記録しています。下らぬものです。

15年くらい前の、ネットでの思い出

古いインターネット上の思い出。

 

事情があって、あるホームページを作るのを手伝ったことがある。

その中で当時流行っていたmidi音源をその中で鳴らそうということになった。

 

そこでそのホームページに関連するような海外民謡をmidiにしたものを探し出した。無料で配布しているが、使用許可のお願いメールを出した。

 

すると許可は簡単に下りた。そして作者の方が言うには、自分は体が動かなくなる難病で、いずれ遠くない内に死んでしまう。だから自分が作ったものを使ってもらうことで、それが世に残るのは光栄だ、ということだった。

 

ありがたく使わせてもらった。このHPで使わせてもらっています、ありがとうございました、と彼にメールを送った気がする。

 

だがしばらくすると勝手になりだすmidiはやかましいということで、そのブームも廃れた。当のHPでも音楽を外してしまった。外されたその民謡が明るい南国調だったので、余計にしんとした気分になった。

 

作ったサイトも配布していたサイトももう無くなった。メールアドレスも時間と共に紛れてしまい、作者の方がどうなったのか確かめることもできない。当時の古いPCから抜き出しておいたHDDが自分の手元にある。この中に彼の作品が眠っているのかもしれないと、なんだかすごく遠いような気持ちになる。

デビットカードは二つある。そしてJデビットカードは惜しい。

クレジットカードのツケ払いがあまり好きではないので、

前払制のクレカがあればいいのにと思っていましたが、

デビットカードは即時に近い引落しということで、

まあ近いようなものかな、と思い調べました。

海外ではクレカよりも普及してる国もあるそうですし。

 

そうするとデビットには二種類あるようです。

2010年から運用されているJデビット。

もう一つは近年利用者を増やしているvisa,master,jcbなどのクレカ会社の運用するブランドデビットとよばれるものです。

 

この二つあるっていうのが、まずよくわからない。

 

デビットとして両者に共通しているのが、口座からの即時引落し。

違うのが、jのほうはキャッシュカードを使用できるが、

ブランドデビットはブランド発行のデビットカードを使うこと。

 

加盟店側としては、Jは専用端末が必要で、ブランドはクレカシステムと共用の端末を使えること。

 

近年ブランドデビットが利用数を伸ばしている理由は、クレカと共通のシステムが便利ということらしい。

 

しかしながら同じデビットカードを名乗っていながら、二つあるのがやっぱり分かりづらい。

 

そしてJはほとんど誰しもが持っているキャッシュカードを使うという利点があるのに、あまり使われていない。

 

これは買い物のたびにキャッシュカードを出すのは怖い、ということもあるだろうし、キャッシュカードで買い物できるという利便性自体が知られていないこともあると思う。

 

そこで思うにjデビットは、Jデビットが使えるレンタルカートシステムを自前で開発して、ネット通販事業者に売り込んだらどうか。デビットカードが使えるネット通販は、結構少ないように見える。ネットから普及させるのは良いと思う。

 

キャッシュカードは家に置いておきたい、家でネットで買い物したい、クレカでツケ払いはあまり好みではない、という人は三条件そろった人は結構多いかもしれない。ネットで使えるデビットカードは、現実でも使えると知ればキャッシュカードを持ち出して、外で買い物をし始めるかもしれない。

 

そしてデビットカードは加盟店にも手数料において優しいらしい。ツケ払いではないので金利がかからない。その分クレカの半分くらいの手数料で加盟店も決済できるという。さらに現金化の遅れも少なく、一週間以内には現金化されるらしい。またネット上なら専用端末もいらない。

 

であれば、後払いの嫌いな日本人の消費者と、クレカの高い手数料から現金主義を選んでいた加盟店のどちらにも、メリットがあるではないですか。

 

運営母体が大きいので、レンタルカートシステムの開発運用位はなんてことないと思う。

 

さらにもう一つややこしいことがある。そもそも「デビットカード」がなんなのかその単語からは直観的に連想しにくい。その上「J」なんてアルファベットを乗っけちゃうからまた分からない。

 

Jは、キャッシュカードが直接使えるのだから、ここはベタに「キャッシュカード払い」システムでもいいんじゃないのと思う。これなら一言ですべてわかる。「jデビット」は運用組織名として残せばよいと思う。

 

キャッシュカードで買い物できるレンタルカートシステム。キャッシュレス時代前夜の今こそデビットカードが普及するチャンスだと思う。

 

 *

 

追記

 

Jデビットは専用端末が必須らしく、よってネット通販には対応する予定がないらしい。確かにキャッシュカードの番号とパスワードを直接打ち込むのは怖いわな…。

 

でもネットは絶対対応不可で行くならば、もう衰退する以外に道はないのではないかとも思う。

分煙をやめればよいのではないか

飲食店などでの禁煙喫煙の問題は、むしろ分煙を禁止して、

完全禁煙の店にするか、全面喫煙可能の店にするかを経営側が決めればよいのではないかと思う。

 

分煙という制度は、どうしても両者が一つの店に同時にいる形になり、また完全に煙を遮断することも難しい。

 

であれば、店ごとに分けるしかないのではないだろうか。

悔しいこと悲しいこと、この歳になると悪いことばっかりじゃなかったかも

40代半ば。

いろいろな場所で悔しいことや悲しいことに遭った。

多分人並み以上にあったと思う。

まともに働けなかった数年間もあった。

他人や環境や世間を恨んだこともあった。

 

それがなぜかこの歳になると、

悔しいこと悲しいことが、悪いことばっかりじゃなかったなーと思えたりする。

ただ思えるだけで、まだ明確な言葉にならない。

これはあと何年かかるんだろう。

死ぬまで無理かな。

埋もれているものに光をあてる達人

伊集院光は、埋もれた、忘れられた、こぼれ落ちそうなものへ、

光をあてようとしているように見える。

 

以前から、かるたや川柳が好きで、文化として残したい、と言っていたり。

現在のラジオ企画でも、もう閉店した飲食店の忘れられない味を

ラジオリスナーと共に探し出したり。

職人技についてインタビューしたり。

ちょっと可笑しな古いレコードを発掘したり。

あまり目立つタイプではないような若手の芸人さんを引き立てたり。

そもそも80年代に落語家志望で高校を中退したり。

 

また昨年の俺の持論「日本人総マリオネット論」も面白かった。

youtu.be

 

評価・比較サイトのトレンドに乗せられすぎだ、という論旨だった。

簡単に言うと流行りものに盲目すぎないか、という話だと思う。

これは埋もれたものに光をあてるという行為と通底していると思う。

 

またそれは自分の頭で考えていない世間というものへの反発ではないか。

流される浮世を眺め、自分だけでも、こぼれ落ちるものを忘れないでいようという気概ではないだろうか。

小室さんの会見を見て。

自分にも介護の担い手の時期が近づいてきているし、他人事ではなかった。

 

小室サウンドは全く興味なかったけど、

音楽があれだけ輝いた90年代の象徴だったと思う。

それが今日終わったという気がした。

これは団塊jr世代が文化的にはもう退場時期ですよ、という宣告にも似てる気がした。

 

不倫云々はなんとも感じないというわけではないけど、他人のうちの話という感じ。

 

 

最近のクリス・レアもよい。もう一度旬が巡って来ている

音楽を聴くのが大好きだったので30年以上主に古い洋楽を聴いてきたけど、最近はさっぽりだ。心を奪われるような、何度も聴きたくなるようなものに出会うことは少ない。古いものは知り尽くしたのか、経験値が増えて感性がインフレ(デフレ?)してしまったのかもしれない。最新流行のものは20年前からよくわからなくなってる。

 

自分は今どんな音楽が聴きたいのだろう、どんな音楽なら何度も聴くのだろう、と問いながらネットサーフィンすると懐かしい名前を見つけた。クリス・レア。オン・ザ・ビーチの人だ。CMで流れてた。クラプトンのAOR路線に近いイメージだった。

 

youtu.be

 

最近はどうしてるのかというと、これまた良い具合に枯れて、もっとブルースよりになっている。見た感じも伊達男から伊達爺さんになっているけど、それがまたいい。

youtu.be

 

もともとスライドギターのうまい人らしい。

ジャズっぽい伴奏で大人っぽいブルースもある。これもかっこいい。

 

youtu.be

こういうジャズ的リズムや伴奏で、ブルース的に聴きやすいものって、探すと案外少ない気がする。大人向けの音楽ってないもんですねぇ。

 

これが昨年秋の最新作。

穏やかなブルースロック~R&B

それでいて途中にAORっぽい部分もあったりして。

 

やっぱりブルースとアダルトコンテンポラリーのミックスがこの人の持ち味であって、それが時代が一周して、もう一度旬が来たみたいになってる。いいよー。

youtu.be

 

スライドギターで彼がよく使うレスポール風のギターはイタリアのマラネロというメーカーらしい。

youtu.be

人間に興味を持つことと、人間関係に興味を持つことは違う

el-bronco.hatenablog.com

 

人間そのものへの興味を持つことと、

その人間と「僕たち仲が良いよね」と関係を持ちたがるのは、

ちょっと違うと思う。

 

人間と関係することが楽しいからといって、

その人間をよく見ているかというと保証できない。

 

だから身の回りでちやほやしてくれたり、

楽しませてくれる人が、自分のことをよくわかってくれているかというと、

違うこともあるだろう。

 

「人間」と「人間関係」は別である。

 

人間とはヒト本体そのものであるが、

人間関係はその間の、糸や線のようなものだ。

 

人間に興味があるが、関係を持つことには興味がないタイプもいる。

関係を持つことは大好きだが、人間をよくわかっていないタイプもいるだろう。

 

www3.nhk.or.jp

 

日銀がETFを年間6兆円買い入れ株価を支える

中小製造業が払った消費税が輸出戻し税になって戻ってくる

というトリックで大企業は儲ける

消費税が上がるほど儲かる仕組み
法人税は下がる
公務員給与は連続引上げ

 

一方個人は
社会保障費上がる
消費税上がる
年金支給額減る
実質賃金は20年間で15%下がる

 

クリスマスや正月が寂しくなったのはそういう背景かも

 

それでも半分は選挙に行かない

サザンソウルの女王 デニス・ラサール死去

youtu.be

 

デニス・ラサールが亡くなりました。

歌が凄くうまいわというわけじゃないのだけど、このアルバムは好きでした。

ソウルミュージックって、ボーカルの節回しと歌心あるドラムを味わうのだな、と思ったものです。

自分語りが許されるというのは一種の特権なのだな

だから傾聴を無理強いされるとしんどい

 

他人から興味を持たれなければ聞いてもらえない

聞いてもらえなければ金を払うこともある

聞き手になってくれる人

例えばカウンセラーや酒場のバーテンやホストホステスだろうか

 

学校教育ってほぼ無駄じゃん。実学を教えろよ - ( ^ω^)くろ速!

 

↑これを読んでたら、自分も近いことを思った。

義務教育内とまでは言わないが高校卒業までに、選択制でもいいから生活知識を学ぶのは良いことだと思う。

 

自分自身が思うのはコレ。

 

・家計簿から財務2表を作る

 収入と支出を左右に分けてその差分から黒字や赤字を算出する「損益」。

 損益から出た黒字を組入れ蓄積し、どのように使ったか示す資産表である「貸借」。

 ここまで理解すれば、簿記三級とまで言わないけど基本知識が付くはず。

 仕訳はやらないでいいと思う。

 実際にはだれもが頭の中で行っていることだけど、

 表にすることで明解にでき、周囲とも数字や課題を共有しやすい。

 お金はすべてに付きまとう。そして家計も企業も自治体も基本は同じ。

 アプリなどで専門のものを作れば、若い人はすぐ理解できると思う。

 また経済の基礎的な会話への興味や、経済ニュースなどの理解へ導入になる。

 

・納税の仕組み

 納税は国民の義務でありながら、よく理解されていない。特に所得税

 収入のいくらまで控除があり、いくら以上の分は何%の徴税率であるのか。

 申告、支払いの期限や方法、また個人や法人の違いなど。

 個人で行うのか、会社が代わりにやるのかなどの違いも。

 

・家庭菜園

 生命を支える一次産業のうち、一番身近で手軽にできる。

 畑から学ぶことは植物や食育についてだけではなく、

 流通や労働についても実感できると思う。

 

セルフディスだけだ許される毒舌になるのかも

毒舌の時代が終わりそうなきがする。

毒舌の時代の終わり - 野良馬ヒンヒン

 

するとその先にある毒舌的笑いは自嘲だけではないだろうか。

セルフディスなら許されるのかもしれない。

それでいいとも思うけど。

 

年金センターのお客様相談窓口に呆れる

毎年母親の年金に関するある資料をこの時期に送ってもらう。もうすこしすると普通に送られてくるのだが、事情があって早めて送ってもらう。そのため毎年、最寄りの年金センターに依頼の電話をする。

 

しかし今年は断られる。お客様相談窓口で断られる。繰り返し頼んでも聞く耳持たず、向こうも同じように面倒くさそうに、高圧的と言ってもいい口ぶりで何度も断る。

 

昨年まで毎年承諾してもらってたのだから、なぜ今年はだめなのか理由を聞いても要領を得ない。押し問答になりかけてようやくあちらが折れた。折れた後はスムーズに事が運ぶ。ただ面倒くさかったのだろうか。

 

年金をもらうのって「お客様」なのかどうかよくわからないけど、これがお客様相談窓口だというのだから理解できない。年金トラブルはまだまだ起きそうな気がした。

 

 

迷惑動画の広告主には責任はないのかな

アメリカ人ユーチューバーが日本で撮影した迷惑動画で波紋を広げている。

本人の責任はもちろんだけど、それが拡散したのは、動画配信のシステムと高い報酬があったからではないか。

そうするとシステムのyoutubeと広告主にも責任の一端はあるかもしれない。

 

「毒舌」の時代が終わって「迷惑」の時代が来たのかな。