思い浮かべたのは、旧東ドイツを描いた映画、善き人のためのソナタ。
インターネットには秘密警察がいて、夜となく昼となく他人を監視しているような世界になった。
もう自由なんてない。
その秘密警察は、誰からも頼まれるわけでもないのに自主的に活動しているらしい。
それがすごい。
ネットには情報をあげないほうが無難な状況となった。
街で知らない店を見かけたり、何かしら情報を得ようとして、ネットで検索すると、様々な情報が出てくる。
しかしその時一番ワクワクするのは、情報が上がってない時だ。
想像力が掻き立てられる。
もうインターネットに乗らないほうが、価値が高い世界が来てしまった。
ある意味ネット離れする世界が見えて来た。
健全な気がする。