知人の趣味のあるグループから、ひとりが退いた。
グループは元々クラスメイトが中心の緩やかな仲間だった。
それがある一人の趣味にみんなが参加するようになり、
趣味のグループになっていった。
趣味の世界は入り込むほど、細かな部分にこだわりたくなってくる。
その細かな差異を共有できないと、仲がきしみ始めたりする。
あるとき、ひとりのメンバーがグループを抜けたいと漏らし始めた。
もうこれ以上、友達とギスギスしたくない、だから友達グループを抜ける。
そういうことだった。
これ以上一緒にいたら、もっと仲が悪くなる。
何かをあきらめなければならない。
だからここで関係を終わらせよう。
最後の最後までドライブするのはやめよう、という話だったらしい。
ちょっと考えさせられた。