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野良馬ヒンヒン

思いつきを記録しています。

ファンが批評家になる前に

70年代の終わりにパンクが登場して以降、ロックは客観的・批評的になっていったのではないでしょうか。その直前くらいにイギリスにはグラムロックというブームがあって、客観性や批評性があったら恥ずかしくって見てられないような傾奇っぷりだったようです。でもそこにはのびのびと時代のアダ花が咲き誇っていたように見えます。

 

TレックスやDボウイという一流アーティストではなく、B級グラムは特にそのあたりの味わいが深いように見えます。例えばモットザフープル、スウィート、スレイドなどなど・・・。カリスマ性はない。でもよく聞くと楽しいロックンロールの基本を押さえていて、愛嬌があって、サービス精神もたっぷりで、とっても素敵な音楽です。

 

youtu.be

 

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日本の今のサブカルチャーを見ていると、無邪気じゃないように思えます。ファンが純粋に楽しむ以上に、斜に構えて、客観的になっちゃってるような。誰に頼まれたわけでもないのに、シニカルな批評家みたいに。なにか言い訳がましく、自分の身を守るようなスタンスにも見えます。(多分に自嘲を込めて)

 

これがお笑いや日常会話において、マキタスポーツ曰く「一億総ツッコミ時代」というやつでしょうか。

 

お笑い芸人に対しても、やたら厳しく批評する人もいます。楽しいのかな。楽しくなさそうに見える。

 

批評家はファンの上にいるわけじゃないと思う。目指さなくてよい。