こんなまとめがありましたが
無灯火自転車でスマホをしてると、下からライトの灯りで顔があおられて、まるで般若のような怖い顔になるのでご注意。
鶴光師匠のラジオのアシスタントだった方だ。
関東のAMラジオファンのおじさんたちにとっては伝説的な人だ。
じゃがーさんというで千葉の伝説のとなりにお美和子様というダブルの眼福。
目を疑いました。
先日、中国はすでにキャッシュレス社会だぞ、という記事がブックマークを集めていた。
こんな記事もありました。
日本はまだまだキャッシュレスではありません。
自分は実はそれはいいことだし、今後も続いてもいいのではないかと思うのです。
たしかに自分もスイカで移動するのは便利だなーと思いますが。
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もう誰でも知ってるだろうことですが。
クレジットカードというのは、店側が手数料を払う。
物販で5%、飲食で7%くらい。
高いですよ。
消費税と合わせて内税額面より13%持っていかれりゃきついですよ。
まじめに利幅を削ってお客さんに尽くしているところほど
クレジットカードを導入しづらいですよ。
しかも店への振り込みが遅い。
ヘタすると二か月くらいかかる会社やケースがあると思う。
すると小さい店は現金のやりくりが大変になったりする。
そうすると、店には当然、現金の方がありがたい。
日本のお金は、偽札はまずないし、キレイ。
現金だから当然、手数料や金利や現金化が遅いなんてことはない。
それに対しクレカやキャッシュレスシステムは、
手数料がかかって、現金化が遅い。
現金って優秀だなー。
むしろ現金のお客さんに余計にサービスしたいくらいですよ。
売る側から見ればそれが当然。
店側から見ると現金に比べて、これらは不便だ。つまり信頼度が低いのだ。
そしてこの状態が、もう数十年そのまま放置されている。
・手数料が高い
・現金化遅い
ずーっとこの二つの問題を解決することができないままだ。
そりゃーキャッシュレス社会なんかきませんよ。
たまに現金オンリーの店を叩く人がいますが、構造が違うのだから仕方がない。
クレジット導入した方が集客効果がある、という人もいますが、
現状を見れば、その理由では現場を説得できていないということが分かります。
海外のクレカシステムは、店側からの手数料を当てにしていない。
すごくパーセントが低いらしい。伝聞だけど。
さらに偽札が多く、汚い札も多く、お釣りも準備しなけりゃいけないとしたら
カードより現金の方が信頼度が低い。
だから店側もカードを導入したがる。
べんりだから消費者もカードで決済したがる。
便利過ぎて使い過ぎる。
高い金利で前借するか、リボ払いで払う。
クレカ会社は消費者からの金利で潤う。
日本は消費者金融が盛んだったので、
クレカでキャッシングはあまり流行らなかったかもしれないが、
消費者金融も昨今斜陽のようだし、クレカのリボ払いも定着しつつあるようで、
やがて欧米に近づくかもしれない。
海外は消費者から手数料を取る。
日本はサービス側から手数料を取る。
この違い。
クレカ会社の事情と、利用者の都合だけ考えていてもダメです。
サービス側のニーズを満たしていないのです。
上記の二つの問題を関係諸所が解決できていないのです。
三方一両得にしなければ無理でしょう。
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しかしそんなに現金が悪いのでしょうか。
キャッシュレスが進んでも、どこかで誰かが手数料を負担する仕組みは変わりません。
キャッシュレス社会になって喜ぶのはダレ?
関係会社はそりゃー潤うでしょうね。
システム屋さんもその中に入るでしょう。
そして管理する天下り先団体も潤うでしょうね。
結局、キャッシュレスを薦めている人たちって、
もしかしてポジショントークの側面が強いのではないでしょうか。
手数料利権に食い込みたいとか考えていたりして。
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現金ってそんなに悪いものでしょうか。
これだけ信用のある現金通貨システムを保っている日本って素晴らしいと思うのです。
よその国の通貨管理がだらしないのです。
本当に国が主導でキャッシュレス社会を目指すなら、
手数料なしの、もしくはごく低価格の、キャッシュレス社会を研究するべきではないでしょうか。
でもそれはやらないじゃないですか。やってるのかな。
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いまやコンビニで現金が24時間おろせます。
これ以上の仕組みが必要あるでしょうか。
他の国よりも信頼できる現金の流通する国。最高です。
本当にキャッシュレスに進んでいくのが100%正しいのでしょうか。
なんか胡散臭い。
ほんとうはキャッシュレス社会を目指しているのではなくて、
まるで税金のように
まるで税金のように
まるで税金のように
国民が払った手数料が自然と「どこか」に流れ着くような
だれかさん達にとって夢のようなしくみ
だれかさん達にとって夢のようなしくみ
だれかさん達にとって夢のようなしくみ
そんな社会を目指しているような気がします。
素敵な最先端の夢のような話をうのみにするのはやめましょう。
以前マツコの番組で、昔ながらのオムライスが最近ない、という話をしていた。
最近はデミグラスソースが掛かっていて、卵は焼面が下で上側は半熟になっている。
たしかに。
これが流行り始めたのは、伊丹十三監督の「たんぽぽ」の中で「たいめいけん」風オムライスが紹介されて以降、全国的に広まったように思う。たんぽぽオムライスともいわれているらしい。
家庭のオムライスとコレは当然違う。しかしその間にあった、たいめいけん風じゃない洋食屋さんのオムライスはほぼ絶滅してしまった。これを嘆いていたのだと思う。
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日本橋人形町には人気の親子丼を出す鶏料理店があるという。行列だそうだ。
ここのはゆるめに固めた溶き卵の上に、さらに卵黄を載せるという。
とろとろのとろとろだ。
これがスタンダードになってしまったのか、近年はいろんなところで親子丼を頼んでも、だいたいゆるい。卵かけごはんみたいになっている。もう少し硬くてもいいんじゃないの。白身が透明ですよ。とろとろというかべしゃべしゃだ。
しかもそれがカツ丼にまで影響してしまって、カツ丼まで溶き卵がゆるゆるだ。昔のきっちりとじられた卵のかかった衣のカツ丼が食べたい。あれが旨かったのに、これじゃカツの上に生卵のっけたみたいじゃないか。なんともゆるい褌のようだ。力が入らない。
最近、近所に結構昔気質のこだわりの定食屋さんができた。
ここなら昔ながらの強めにとじたカツ丼があるのではないか、と思い、突撃。
しかしながら出てきたのは意外にも、溶き卵ではなく、目玉焼風のたまごがのっかったカツ丼であった。
なぜみながみな新奇なものを狙うか。
なぜ日本中がトロトロ好きなのか。
悲しい。
クレージーキャッツのピアノ担当、桜井センリのピアノソロがカッコイイ。
2:10くらいから
こうしてみるとクレージーとドリフは全然違う。
良しあしではなく、クレージーはまだまだ上品な60年代の名残がある。
だれにでも分かりやすい形式的なお約束ジョークを、
素敵な感じでジャズに乗せて、品のいい笑いと音楽のうまさの両方を見せる。
アメリカのショービズからの影響がそのまま残っている様子。
破天荒なハードロックやディスコのリフレインのような、
ドリフのもっていたパンキッシュなパワフルさや若さはここにない。
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桜井センリは、ロンドンで生まれ三歳まで育った帰国子女。
イギリスではヘンリーと呼ばれていたので、もじって千里とした。
10歳からクラシックピアノを習い、やがてジャズピアノを弾くようになり、
ゲイスターズ、鈴木康允、フランキー堺、三木鶏郎などを渡り歩き、クレージーへ。
クレージー加入前にはすでに音楽の実力を買われ当時の平均月収の10倍を稼いでいた。
クレージーのコントでは千里ばあさんのキャラクターで親しまれ、役者としても活躍したが、2012年病死による孤独死で世を去った。
依存系の人ってたまにいますね。
だいたいなんとなく下位の人が上位の人に依存的であるのが普通だとおもう。
水平の関係だとすると、共依存みたいになるのか。
面倒なのは、依存的なくせに上から行きたいタイプの人。
依存対象がほしいくせに、マウンティング的に接したい。
下位がほしい。
しかし面倒くさいので振りほどくと、
上から執拗にギューっと押さえつけようとしたり、
一旦、水平の関係になって友達のような顔(フレネミー?)をしたりする。
友達顔に、ほだされて許すとまた上に乗る機会をうかがってくる。
下位の存在を作って、自分の存在感を確かめたいのかも。
面倒なので距離を取ったほうがいい。
25年以上、古い王道のロック音楽が好き。
ソウルミュージックも60年代のメンフィスのリズム・アンド・ブルースが好き。
古くてもダサくても生々しい躍動感の方が好み。
だからリズムマシーンの音もダンス音楽も好みじゃない。
でもTR808というリズムマシーンを作ったローランドの梯郁太郎さんが
亡くなられたという記事を読んだら興味が出てきた。
独学で時計・ラジオの修理を学んだ。
その後、バロック音楽のオルガンに惹かれ、自らもそれを弾きたいと考えた。
そこで電気的なオルガンを制作し始めたのがローランドの始まり。
ローランドはTR808という簡単にプログラミングのできる画期的なリズムマシンを
発表したが当初は市場に受け入れられず低評価。
だが後年その独特な音色がダンスシーンでカルト的な人気を集めることになった。
なぜ808だけ特別なの?
ダンス音楽に興味なくてもその名前だけは聴いたことがある。
そこでなんとなく調べていたら昔自分が好きだったワールドパーティーという
ユニットが使っていた音色に似てると気づいた。たぶんそうだと思う。
そしてスガシカオが一枚目を作った時のリズムマシンもそうだと思う。
(人力検索で尋ねたら回答なかったけど)
どっちも確信はないけど、808かインスパイア音源ではないだろうか。
ダンスミュージックばりばりじゃなくても、こういう使い方もあるようだし、
それもどちらも大変内向的な音楽の中に馴染んでいる。
808の音は絶妙な余韻がるような気がする。
それが儚さにつながっている。
そして1982年にはマーヴィンゲイが808を使って名作を作り上げている。
スガシカオの黄金の月のイントロは、マーヴィンのこの曲に影響されてるように聴こえる。
スーパースターのマーヴィンは、自分ところのレーベル令嬢と離婚したら、
会社を追い出され慰謝料を取られ散々な目に遭い、金もなかった。
ベルギーに移り住んで、レコードを作ろうとするものの、
予算は小さくバンドも雇えない。
そこでリズムマシン808をバンド代わりに買い込んでコツコツ打込み始めたらしい。
なんか泣ける。まあ元ドラマーだし、できるでしょうけども。
そしてギター以外はほとんど一人で作り上げたアルバムがミッドナイト・ラブ。
大ヒット&グラミー賞。よかったね。でもその後、不慮の死を迎えてしまう。
そんなストーリーを知っているせいか否か、このアルバムもどこか寂し気に聴こえる。
けっこうなダンスナンバーも入っているのだけど、どこか抑えられている。
そこに客観があるように思えてしまう。
バックのリズムは808。抑制された地味な音色に、どうにもわびさびが効いている。
電子音楽の響きは通常ピコピコと評されるが、808のそれはポコポコである。
トーンがちょっと低い。
内省と享楽。なんと魅力的な音楽でしょう。
プリンスと邂逅しなかったのだろうか。
ローランドはその後TR909という機械を売り出す。
しかしこれは808よりも少し弾んだような軽くて明るめの音色なのだ。
なんとなく80年代にはやった電子どらむっぽい感じ。
ダンスシーンは享楽的なものであろうから、
楽しく明るい音色が好まれる、というのは当然だろう。
その後、世界のリズムマシーンはどれも明るく抜けのいい、
トレブリーな音色になっていったようだ。
しかし今でもなり続けているのは808である。
これは909系の音色を比べた動画。
現代では808を使うのは、 逆にワザと安っぽく狙ってるという見方もあるようだ。
たしかに808の音色は地味だ。落ち着いている。本物ドラムに比べれば薄い。
だがそれゆえに侘びさびがある。飽きが来ない。
だから流行り廃りに関係なく使われ続けているし、
内省的な音楽にもマッチしているのかもしれない。