野良馬ヒンヒン

思いつきを記録しています。下らぬものです。

アメリカの高校生による銃規制強化の訴えが強くなっていると報道されていた。

とても良いことだと思う。

 

 

今回の加害者も、いじめの被害者だったという。

アメリカでの校内発砲事件の加害者の多くはいじめ被害者だという見解もあるらしい。

その反発、復讐なのだろうか。

 

銃規制も大切だけど、加害者を出さないことも大切だ。

加害者も最初は被害者だったのだ。

 

外から銃を規制するのも大事だし、

内から加害者を出さないことも大事だと思う。

 

校内でできることもあるということを示したらすごいなと思う。

足の立たない老犬の食事用の台

愛犬が歳をとり、足が立たなくなったので、食事の際、伏せたままになりました。

見ていても切ないが、本人は食欲旺盛。

ぜひとも楽に食べてほしい。

 

床にうつ伏せのままの食事は、食器がのどに食い込むし、首を振って食べると食器が遠くに逃げて行ってしまうので、簡易に食事用の台を作りました。

これは犬自身が乗っかるための物。

首を下すと自然と食べられるようにしました。

 

 

35*50㎝の発泡スチロールの箱のふたとクリアファイルと布ガムテープで作ってみた。

クリアファイルは見えにくいけど帯状に切って、食器が逃げないようになっています。

けっこう使い勝手は悪くない様子。

 

上の写真が使っている状態。

下の写真はさらに少し改良した。

手の置き場所がつらそうなので、斜めにカット。

 

後ろに当たる部分をカットしてあるのは、おしりを拭きやすくするため。

毎日拭いてあげている。

 

*

 

そしてお風呂ももう無理。

もう身体が濡れても、ブルブル振るわせることが自身でできないため、

シャンプー出来ません。

よって時折消毒アルコールのスプレーで体毛を濡らして手で馴染ませてやり、

しばらくして拭き取ります。

こうすると匂いもとれます。

正しいやり方なのかわからないので、やりすぎないようにしています。

負けがこむと一発逆転をしたくなる大いなる幻想

何かで負けが続くと、大きく勝ちを取りに行きたくなる

ギャンブルはやらないし、ゲームやスポーツなどの勝負ごともしないけど、

そういうものだろうと予測がつく。

 

日常でも不運や失敗が続けば、取り返そうと思い切った行動をとったり、

ちょっと大きめの気分転換がしたくなる。

旅行に行ったり、散財したり、髪型を変えたり。

人それぞれだろうけど。

 

長い人生ではどうだろう。

 

負け続けたら、何か大きなことをしたくなるだろうか。

 

*

 

自分の実人生は、ダメダメだとしても

何か大きなものに寄り添ったりする事で穴埋めをしようとするのは、

一発逆転とは違うけど、行動原理の根っこは一緒だと思う。

 

それは宗教だったり、イデオロギーだったり。

 

実生活でコツコツと小さなプラスを積み重ねる事に希望を持てなくなると、

逆転行為を計ったり、大樹の陰に身を寄せたりして、

何か「大きな物」を引き寄せる幻想を見るのではないか。

 

 

*

 

一発逆転や自己拡大の妄想は無駄な事だ。

やがてツケを払う日が来る。

 

 

 

 

 

老犬日記

柴犬のメスの老犬を飼っている。16歳になった。

内臓が強いらしく、食欲も排泄も若い時とさほど変わらない。

しかしもうおむつを離せず、後ろ脚もなかなか立たず、床ずれも少しできている。

 

耳も眼も鼻も効かないらしく、何で知覚しているのかわからない。

ボケもあり、もうほとんど情緒も見せず、飼い主もわからないのかもしれない。

 

ぼんやりとした光の中で、音は遠く、頼りの鼻もおぼつかない。

なにを思っているのか、もう思っていないのか。

 

おむつから粗相することもあり、かつての可愛らしく俊敏で賢かったころを想い、家族で寂しさと途方に暮れる毎日。

 

それでいて昨日不調だった部分がなぜか今日軽快していたり、諦めと光明のないまぜになった不思議と静かな気持ちもある。

 

時折、心ここにあらずという風情するのだが、顔つきだけは昔とあまり変わりなく、こちらからするとうれしくもあり、却って痛ましくもあり。まだまだこのままでいてほしい。

 

犬から教わることは多い。

動物は口がきけない分、神様に近いのかなとふと思ったりする。

 

*

 

犬の看取りがここまでとは思わなかった。

 

今飼い犬が元気な人も、これから飼う人も頭に入れておいた方がよいです。

大きな犬になれば、それだけ物理的負担は増えます。

犬が老いるころ、自分は何歳だろう、仕事をしてるか、家族は手伝ってくれるか、表で排泄する場所があるか、などなど。

考えた方がいい項目は多い。

「己がゆがんでいては相手を正しく愛せない」のでは

知人の高齢女性は、家族に尽くすのが好き。

過剰なほど尽くす。

 

酒の飲めない大食漢の旦那のために、毎日好物を山のようにつくり、病気にしてしまう。

 

息子とその子供を過剰に甘やかし、嫁から煙たがられ疎遠になる。

 

娘とは一卵性親子になり、共依存

 

飼い犬には欲しがる人間の食べ物を多量に与え続け、数年で病死させてしまう。

 

尽くしているのか破壊しているのかよくわからない。

 

*

 

外に出ると、家庭の壊れた部分を美化して、針の飛ぶレコードのように家族自慢を延々と続けるので周りに敬遠されてしまう。

 

要は自己愛が強すぎる。それを家族に押し付けてしまう。与えるという行為に自分が依存してしまっている。家族愛のようでいて、自己愛なのだ。主体が歪んでいる分、与える行為も歪んでしまう。自分の歪みを相手に押し付け、相手もゆがめてしまう。自分の都合の良い形に。共依存の出来上がりとなる。

 

*

 

良く世間では「自分を愛せない人間は、他人を愛せない」という。これは正しくは「満たされていない人は、正しく他人と関われない」ということだと思う。歪んでいては、「正しく愛せない」のだ。歪んだ愛を与えてしまうということだ。

 

歪んでいることに自覚症状があれば、まだ対処ができるが、自覚症状がない、もしくは認めない人は小さな公害となってしまう。

昼前のNHKの市場からの中継が好き

最近はずっと見られていないけど、昼前位にNHKテレビで関東だと築地や太田の市場から、その時期に旬の食材や花を解説してくれるミニ番組がある。

 

その解説をしてくれる、おそらく仲買人の人たちの話が面白く、勉強になった。また話しぶりもゆったり丁寧で分かりやすく、知的で紳士的な感じもして結構好きだった。自分が良く見ていたころの解説の人は、もう引退されたのだろうか。独特な噛んで含めるような言い回しが好きだったのだけど。

 

このところ確認できていないけど、多分これだと思う。

www.nhk.or.jp

 

きっと時折、解説の人は代変わりしているのだろうけれどずっとあのペースで続いているといいなと思う。

オリンピック選手が皆、素直で朗らかで人柄が良いのに敬服

皆さん、全員と言っていいぐらい、素敵な素直な人たちばかりで、ひねくれ者の自分も流石に感服しました。

 

また全員顔立ちが整っていてすごい。スポーツが得意な人は身体全体のバランスが良いのかも知れない。その一部として顔立ちにも出てるのかな。

「誰が言うかより何を言うか」のほうがやっぱり大事だと思う

「何を言うかより、誰が言うかが大事だ」とよく言われますが、そうでしょうか。

これは「大事」というよりも、多くの人は

「話の中身よりも、ネームバリューに流されている」という事実があるだけ

だと思う。自分の頭で考えない世界を描写した言葉です。

 

やっぱりそこで何が語られているかのほうが、本質的に重要です。

 

なので鵜呑みにしない方がいいと思うのです。

結構広まった言葉ですが、この言葉の意味自体も、

慣用句のように深く考えられることなく濫用されている気もします。

 

ネームバリューが大事という派の人は、質より量の価値観なのでしょう。

自分の物差しよりも、他人からの人気が大事なタイプです。

人気が逸れれば、次のものに飛びついて行ってしまう人です。

気を付けましょう。

いい年して下手の横好きで少しピアノを習ってるけど、全然うまくならない。

もう三年もやってるのに。せいぜいシンプルな進行に合わせてコードをパラパラするくらい。ギターならもう少し思い通りに近く弾けるようになったけど、ピアノはギターの倍くらい難しい。

 

そして事情があって、その先生が一旦教室をクローズする予定となり、なんとなくしんみりしながら帰ってきた。いい先生ってなかなか巡り合えないから、残念。別のなにかをやってみようかな。

 

それだけじゃなくて、最近ちょっと寂し気なニュースが周りに多くて、やや気持ちが冷え込んだ。

 

そんな中、なんとなく聴きたい音楽や、最近聴いてよかった音楽を気まぐれに上げてみたくなりました。

 

ロイド・コール。三年前のインタビューと弾き語り。

(なぜかこのおばさんの顔で始まってしまう。どうやっても)

地味なので、日本では人気がなかったけど、良い歌をいっぱい書いていました。

元気そうで何より。

 

youtu.be

個人的には最近の最大のヒット。

まだまだアメリカにはこういうシンプルな歌が、生き生きとしているのだなーと思うと、懐の深さを感じる。

 

youtu.be

映画の挿入歌だったらしい、マーラ・ムビュラのリトルガールブルー。

ニーナ・シモンジャニス・ジョプリンが歌ってました。

いい曲ですね。

 

youtu.be

カート・エリング。技巧派ジャズシンガーらしいけど、ポピュラーソングを素朴に歌うのも情感が深くてよい。これは最近ツアー引退を発表したポール・サイモンの名曲。この歌を何度も繰り返し聴いたり、読んだり…懐かしい。

 

どれもしんみりした曲ばかり。ほとんど日曜日のピーター・バラカンのラジオで最近知った曲。

下町ボブスレーは、いきなり代表選手の使用を目的にしてるから、一発ホームラン狙いみたいなうさん臭さが出てしまったと思う。かといって競技人口が極端に少ないだろうから、草の根から広げるのも難しく、仕方ないのかもしれないが。