野良馬ヒンヒン

思いつきを記録しています。下らぬものです。

そんなに感動したいのか

世間の人はそんなに感動したいのか。

 

Xで言及していた人がいたのだけど、NHKのドキュメンタリー「72時間」がいつのまにか感動させたい方向に味付けされるようになっていたという感想をみた。同じ気持ちの人がいたなあと思った。

 

大好きだった「家ついて行っていいですか」いい話寄りが増えた気がして、なんだか居心地が悪い。

 

紅白もなんとなく、感動話を差し込むようになっているような気配がある。

 

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感動って不意にするもので、予想もしない所で感じ入るところもあって、それが良いと思う。バカバカしいコメディを見ていて、ふとグッと来たりすることもある。そういう感動ならたまには出会いたいと思うのだけど。

 

これ、いい話です、是非みなさんでご賞味くださいという姿勢だと、少し鼻白む。さらにそれが当たり前のように消費されていくのを見ると、そんなに需要があるものなのかと不思議な気がする。

 

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みんなそんなに感動したいのかな。本当は、なにか別の欠損の裏返しなのではないだろうか。