野良馬ヒンヒン

思いつきを記録しています。下らぬものです。

マイ偏見 アメリカ人の方が交通マナーがいい

昔、米軍住宅のそばに住んでいるときにアメリカ人って交通マナーがいいなあと思ったことがあった。

 

交通量の多い道を横切るようにわたる、信号機のない横断歩道。

 

まず日本人の車は止まってくれない。

きちんと止まってくれるのは、米軍住宅の人の車だけ。

中にいるのが外国人でナンバーが特殊だったと思う。

 

いまは老犬を連れて散歩していても、

似たような横断歩道を渡るときに止まってくれる車はいない。

そばに米軍住宅がないから。

  

 

世代別の投票率をみると若年層が低く、高齢層が高い。

だから高齢者向けの政策が優先されるという。

 

そういう世代間格差もあるけど、

もうひとつの格差が若年の投票率と関連してると思う。

 

現在法人税減税など大企業優遇の経済政策が進んでいるように見える。

そもそも純利益に掛かる法人税を下げれば、自然と経費率は下がる。

経費を抑えて利益をたくさん出しても、法人税を取られにくくなっているから。

当然経費である労働分配率も上がらない。

 

中小企業は利益を残して法人税を払うほどの余裕がないので、

もともとあまり利益は残せない。

そうすると法人税が下がって得してるのは大企業だけとなる。

 

大企業で働いてる個人は法人税減税で得するどころか、逆に人件費を抑制されている。

中小企業で働いている個人も、法人税減税で得をしていない。

 

個人消費も実質賃金も年金支給額も下がっている。

年金掛け金や健康保険料額や消費税は上がっている。

 

つまり大企業の経済活動は優遇されているが、個人の経済は冷遇されている。

個人から吸い上げ、大企業を優遇する。

分断されているのは世代間だけでなく、経済政策にもある。

大企業経済と個人経済だ。現在の経済構造は大企業VS個人なのだ。

 

官僚と大企業が天下りで結びついているんだろうか。

間を政治家が太鼓持ちになって取り持っているんだろうか。

 

コレだけ騒がれた今回の選挙も結局五割程度の投票率だった。

個人が直接権利を持って政治にかかわることができるのは、ほぼ選挙だけだ。

その権利を放棄しているから、立法行政は国民をなめて、大企業優遇を続ける。

 

たしかに全体の投票率が低い。

その内訳を見ると、伸びしろが一番あるのが若年層なのだ。

この格差を縮めるための鍵がそこにある。

 

投票率が高ければ、政治家に対して国民個人の存在感が強まる。

そういう意味でも、投票率が上がるようであってほしい。

ビートルズのリヴォルバーはメンフィス録音の可能性があったかもしれない

以前読んでいたスタックスの関連の本には、ビートルズ/サザンソウルのファンには結構衝撃の話があった。それ以外の人には全く意味がない話だけど。

 

あまり知られてないかもしれにけど、ジョンとポールはメンフィスソウル、とくにスタックスレーベルのファンだった。「ラバーソウル」発売半年後の66年メンフィス公演の記者会見でそう話した。メンフィスのミュージシャンとセッションしたいね、MG'sのために曲も書いたよと。ちょっとリップサービスすぎるかもしれないけど。

 

たしかにラバーソウルの音はソウルっぽいかもしれない。すこしこもっていて、太くてグルーヴィーな感じもするのだ。

 

そして公演の前後、ビートルズ側のスタッフがスタックスの事務所に、もしかしたら近い内に、スタックスのスタジオ(映画館を改装したもの)を借りてレコーディングの可能性を考えたいという話が内密に伝えられた。

 

その話は内密だったものの、スタックスの事務所は盛り上がり、すぐに周囲の知るところとなり、噂は町に広がった。やがてビートルズがやってくるという話で大騒ぎとなり、ビートルズ側はこれでは落ち着いて仕事をすることは不可能と判断し、話は流れた。

 

もともとあまりビートルズを好ましく思ってなかったような古手のシンガーまでが、ビートルズファンになってしまうほどの衝撃だったらしい。MG'sのスティーブ・くろっパーはもしかしたら、俺たちもビートルズと一緒に演奏や録音もできるかもしれないと心を躍らせていたらしい。可哀想。

 

あの時、メンフィス録音がスタックススタジオで行われていたら、リヴォルバーは現在のあのような音ではなかったかもしれない。 

 

その後、メンフィスソウル系のミュージシャンとビートルズが交流した話はちょっと聞いた覚えがない。残念。しかしMG'sは騒動の数年後、ビートルズのカバーアルバムをリリースする。タイトルはアビーロードにあやかって、ビートルズが使用するはずだったスタックスのスタジオ前の通りから「マクレモアアベニュー」。

 

この話は、この本にあったと思います。手元にないので細かい部分はちょっと違うかもしれないけど。

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だれでも一度は大きな修正をする

仕事ができる人ほど、過ちを修正するのが早い。

成長するのが早いから、いつまでも過去の考えや思い込みに囚われないのだろう。

 

誰しもが一度は大きな修正をする。

自己否定を乗り越えて成長する。

そこで初めて自分の頭で考え始める。

 

それを避けているといつまでも、同じトラックをぐるぐる回ることになる。

見渡すと一緒に走り続けているのは、

生気をなくした顔の古くからの腐れ縁ばかりだったりする。

ティアーズ・フォー・フィアーズさん13年ぶり7枚目。

TFFといえば30年ほど前にノエビアのCMで日本でも知られたコレや

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(9:28~)

 

ビートルズ風サイケの曲で世界的大ヒットしたコレが有名。

ジェーン・スーも今まで聞いた曲の中でトップレベルに好きな音楽だそうだ)

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そんなTFFさんが最近復活。それがコレ。ニューアルバムからの第一弾(?)。

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よくあるエレクトロ風で、ちょっとインパクトは薄いかな。

 

 

 

13年前の前作は大傑作だったんです。

もしかして充実度はこれまでで一番だったかも。

ぜひ聞いてほしいのは、実はコレなんです。

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一曲目の出だしが重いかなーと思うかもしれませんが、途中でひっくり返るほどアレンジが変わっていきます。アルバム全体がビートル系ポップスという感じ。クイーンやELOやジェリーフィッシュが好きな人にもぜひ。

 

***

 

そういえばTFFとコラボしていた黒人女性ボーカリストはどうしてるかなと思ったら、お元気そうです。

http://oletaadams.com/

 

ニック・ニューサとファットバックバンド

ニック・ニューサといえば「サチコ」

カラオケでも定番でしたね。

いい曲です。

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ニックなのに、なぜ日本人なのか。子供のころそう思ってました。

調べたらこれはバンド名だそうです。

それをボーカルの人が一人ユニットとして、

現在受け継いでいるということなのでしょうか。

 

ではその由来はなにかというと、たぶんこれです。

nyc=ニューヨークシティ

ny=ニューヨーク

usa=ユーエスエー!

横並びに並べるとnyc nyusaとなります。つまりニック・ニューサ。

 

地名を表すこういうスラングが元々あったのかもしれませんが、

70年代のディスコ~ファンクバンドのザ・ファットバックバンドの曲に

「nyc nyusa」という曲があります。

曲中ではちょっとわかりづらいですが「ニークーニーユーサー」と女性コーラスが聞こえます。

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これもかっこいい曲ですので聴いてみてください。

 

ニック・ニューサはバンド時代は、ハコバンだっという説もあり

この曲に触れていたのかもしれませんね。

 

 

一生反抗期、一生小学生。

昔の同級生と顔合わせする機会が立て続けにあった。

 

みんな大人になっていて、素晴らしいなと思う反面。

まったく進歩していない奴もいて、ちょっと驚く。

 

常に顔に(…気に入らねぇ…気に入らねぇ…とにかく何でも気に入らねぇ…)

と浮かんでる奴。もう人の親なんだから、自分の反抗期終わらせろよ。

 

常にパターン化したテレビ芸人の物まねトークでゲラゲラと騒ぎ立て、

自分のお楽しみだけで押し通す奴。もうちょっと周り見て社会人らしい会話しろよ。

 

と言いたくなってしまったが、自戒にしたいと思います。

甲高幅広なのでアサヒシューズのスニーカーを履いている

仕事中はスニーカーを履いていることが多い。

以前はナイキだのアディダスだのが気に入っていたのだけど、自分の甲高幅広の足には横幅2Eサイズが多い海外メーカーは合わない。3E以上は欲しい。

 

国産メーカーのアシックスやオニツカも履いていたけど、仕事で半年で履きつぶす用途には価格が高いし、やはりラインナップに3Eは少ない。ホームセンターの安い作業用スニーカーも履いてみたけど、なんだかソールが薄いのが多い。

 

そこで国産メーカーのスニーカーで手ごろなものはないか、と探すとアサヒシューズウィンブルドンというテニスシューズに4Eが多い。3Eでもありがたいけど4Eはすごい。そこで履いたところ、有名メーカーと違いがないくらい履き心地がよい。甲高幅広の日本人的な足型の人にはお勧めしたい。

 

さらに良い点は落ち着いた地味な外観で目立たない。安いシューズほどなぜか派手な色使いだったりするけど、アサヒは違う。モデルチェンジしても似たようなものが手に入るだろうという安心感がうれしい。ウィルソンのバッタものに見えるけど、エンブレムも目立たないので別にどうだっていい。このへんがオジサンだなあと思うけど、もう見栄などないのだ。ブランド性もないけど、実用性100%でよい。

 

地味だけど、手ごろで、きちんとした造り。この匿名性が優れた市井の職人のようで頼もしい。

 

アサヒシューズは昔、アサヒ靴といって子供用の運動靴に強かったはず。HPを見てみると、足袋メーカーからの転身だという。クーガーというブランド名を覚えてる人も多いと思う。ウィンブルドンも中学生の通学用や部活用に使われることが多いようだ。

 

そういえば、昨日から始まったTBSテレビの「陸王」も、足袋メーカーからスニーカーメーカーに転身した会社の物語のはず。直接のモデル会社ではないようだけど、アサヒシューズという会社の存在感がとても気に入っている。

 

できれば懐かしのクーガーシリーズの復刻とかお願いしたい。クーガーはいまは一種類だけ作っているようだけど。今見ると昔のクーガーも結構カッコよい。ギターの世界では古い日本製をジャパンヴィンテージといって珍重(?)されるようになったが、いろんな分野でジャパンヴィンテージが流行ってもよいと思う。クーガーも戻ってこないかな。

 

しらべたら、アサヒはクーガー、月星はジャガー、世界長はパンサー、というブランドでスポーツシューズをだしていたらしい。みんな靴のサイドのブランドマークがプーマとアシックスを合わせたような形で似ている。そしてプーマみたいな大型猫科獣のブランド名も似通っている。全て高度成長期の子供達が履いていた。そしてそのどれもが今も継続しているらしい。TBS陸王とともに注目されるといいな。