野良馬ヒンヒン

思いつきを記録しています。下らぬものです。

源泉徴収の書類を書いてるけど、税金の取りこぼしを無くそうと、税制が細かくなっている。

 

パートさんなどの時給の人から、搾りとろうたって、そもそもそんなに取りようがない。みんな○○円の壁を超えないよう、調整しながら働いているのだ。

 

そんなことより、大企業に租税回避をさせないようなルール作りをさっさとやってくれ。

 

もうどこも報道しなくなったけど。

 

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 そもそも消費税ってオカシイ。

 

景気が過熱しすぎないように、消費に課税するというのが、消費税のそもそもの目的であって、景気が循環すれば、当然、消費税も弾力的にその都度税率を見直すものだ。

 

このことは、日本は忘れている。だれも不思議に思っていない。そしてそれがこの国では税率が上がる一方。

 

しかも景気が悪いのに、消費税の税率を上げるっていう、本質と真逆の事をやっていれば、当然それは、現状よりオカシクなる。

 

日本のGDPというのは6割が個人消費だという。トップは設備投資じゃないのだ。だから法人税を優遇しても、景気は良くならない。個人消費をちょっと刺激すればドーン、と良くなるはずだ。だからお国の本当の目的は「税収」ではないのだろう。

 

大体、資本主義なのだから税率を上げて、税収を上げるというのは、方針として間違っている。税率を下げて、税収をあげようとするのが、本来なのだ。

 

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なのに今度の参院選でも、消費税を下げよう、とか、弾力的に使おう、という話は全然出てこない。もう、選びようがない。

 

資本主義なら税率を下げて税収を増やし、不景気なら税率を下げて税収を増やす。その大前提を無視して、みんなで我慢しあっても、上手いこと行くわけがない。この普通の経済政策ができるようになるまで、あと何十年かかるんだろう。

 

やがて、国民は疲弊し、国が疲弊し、三流国家になる。その時に気が付けば、まだ良い。気が付いたところで、誰にも責任を追及できないシステムだから希望がない。