野良馬ヒンヒン

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普通郵便の紛失 そのウラ

知り合いの女性が15年ほど前に、換金性のあるチケットを普通郵便で郵便ポストから送ったら、相手に届かなかったという。それは封筒から薄く中身が透けていたらしい。だからおそらく途中で抜かれたのだろうと。

 

そういう事を聞いたことがあるから、悪いけど郵便の集荷を100%信じることができない。書留もあるけど、もっと手軽に追跡できるシステムはないだろうかと考えると普通郵便に特定記録郵便番号をつけるのが最安のようだ。といっても合わせて260円くらいかかる。

 

もし集荷物を集めている本局がそばにあれば、その窓口に直接出すのが、安くて比較的安全なのではないだろうか。ポストからの集荷中に抜かれる心配は無くなると思う。

 

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実は普通郵便でも、目に見えないインクで記録スタンプが押されているという。もしかしたらブラックライトなどで浮かび上がるかもしれない。

 

以前、1-2日で届くはずの普通郵便が1週間たってようやく届いたことがあった。未達であることを発送元に信じてもらえず、こちらの責任と責められて困った。そこでなぜ遅れたのか郵便局に事情の説明を求め、同じ内容を発送元にも説明してくれと頼んだことがある。

 

普通郵便でもそのような記録スタンプをおしてあるため、何日にどこの局からどこへ向けて出されたかが分かれば、大概の郵便物の移動を追跡でき、トラブルの実態が分かると、その時、郵便局から教えられた。

 

集荷ステーションのある局の窓口に出してしまえば、普通郵便でも、おそらく即スタンプが押されて記録に載るのだろう。スタンプの押されたものに手を出すことはないだろうから、集荷中の「紛失」というネコババ行為は、ほぼ防げることになる。

 

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そう考えると普通郵便の集荷中の紛失と言うのは、結構ありそうだ。あまり話が表に出ないのは、証拠がなくて泣き寝入りが多いのか、もしかしたら郵政のタブー話なのだろうか。

 

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ちなみにネコババの語源は、猫がふんを隠す行為を他人の物を隠すことに例えているらしい。猫の隠蔽は素晴らしいエチケットだが、人間のポッケナイナイはトンデモナイ。漢字は猫糞らしい。