企業の内部留保が多すぎると聞くけど
この国の銀行が如何に期待されていないかということだと思う。
役に立たない銀行が社会的使命を果たしていないから
この国の金の流れが滞っている。
自分たち銀行は経済循環の心臓だと自負しているらしいが
必要な時には貸し渋り、
要らない時に金を押し付け金利を取って、
すこし資金繰りが薄くなれば貸し剝がし、
担保まで取り上げるような連中に世間が期待しないのは当然の話。
そんなことを20年も繰り返していたら経済が偏り、狂うのは必然。
企業からしたら自己防衛のために余裕資金を貯めようとするのもよく分かる。
報道も銀行の首根っこ掴んで議論の真ん中に連れてくるべきだろう。
金融緩和しても借り手がいないというのは、
窓口である市中銀行の信用がないから借りたくないという側面もあると思う。
そういう意味でも、本来銀行の責任が問われても良いのだが、
そうなっていない。
責任を問われなくなっているのは、日本の経済循環の中で、銀行の存在感・存在価値が薄まっているから忘れられているという表れではないか。
最近は個人の生活費や遊び金を貸し付け、カードローン地獄にご案内しているようだ。
単なる高利貸し。
結局誰かを泣かせて儲ける方法しか知らないらしい。