元内閣参与の藤井聡がラジオで話したことが話題になっている。自分も聴いていた。内容は以前MXで話していたことと基本線は同じだった。
国民の生活を良くするには減税をして経済を活性化しないとだめ、ということを六年にわたり安倍さんに話してきた。しかし経済政策はその他の力学によって決められるため、聞き入れられることなく増税になった。そしてそれをきっかけに内閣をやめた。
力学とは官僚・財界・アメリカのようだった。どうしても国民生活の優先順位は下がるという。安倍さんは充分に分かっていて、そうしている。
でも国民の優先順位が低いのも当然だ。投票率が低いから、組織票で与党は勝てる。全体の二割を切った得票率でも、盤石だ。
われら国民は間抜けである。自業自得である。5分10分先にある投票所にもいかない。そこまでおぜん立てされてても半分以上、投票所に行かないのだから。おとなしい家畜の人間牧場みたいなものだ。舐めれれて当然だ。
これがあと二割、全体で七割の投票率であれば、与党も野党も政治家は本気になるだろう。全体の投票率が高い時ほど、与野党逆転の芽があり、そこまでいかなくても拮抗に近づく。与党は怖がり国民に向けた政治を考え、野党は逆転に向け気合を入れる。
はずなのだ。