仏教は他の宗教と違って、学問ぽいみたい。
哲学とか心理学とか。
他の宗教は「信じろ」
仏教は「学べ」
という感じ。
悟りっていうのは、すべて理解しましたということで、学びの一つの形。
信じたらすぐ救われるわけじゃないっていうのもなんか面白い。
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疑いなく、丸ごと信じろ、というのは外部に判断基準があるわけだけど、
学んで、理解しろ、というは分かったことを内面化しろ、という自己の内面に基準をつくれ、ということだと思う。
西欧は個人の自己の確立を重んじる、というのは一神教という絶対性が背景にある上でのことなのかな、と思う。疑念無く信じる信仰があって、その分、下駄をはいているのではないか。外国人のよくわかんない自信満々の感じとか、自己肯定感というのは、宗教の後押しあってこそなのかもしれない。