野良馬ヒンヒン

思いつきを記録しています。下らぬものです。

今のところのスカーレットのよさ

朝ドラ・スカーレットのよいところは、生活や人物描写が丁寧なところ。会話や人柄の楽しさが共感を呼んでいるのではないか。

 

近年というよりこの20年くらいの朝ドラは、女の子が大きな夢をかなえるために努力まい進するというのがパターンだけど、食傷気味。特に東京製作は理想主義によってる気がする。

 

それ以前は、戦争をくぐり抜けた女の一代記が多かった。

 

今のところ、このどちらにも転んでないけど、描写の細やかさや会話の楽しさというのは昔のホームドラマの定番であり、先祖返りしているように見える。

 

向田・山田・倉本の三巨匠の時代はこういう楽しみかたが普通にあったはずなのだが。

イエスタデイ観てきた ——二十世紀の夢

映画イエスタデイを見てきた。平日初回のせいか、人は少なく、60代くらいのお客さんが多かった。

 

色々なところで情報が出ている通りの設定とストーリーのなのだけど、かなり楽しめた。自分がビートルズファンだから余計にだろう。甘さや疑問が浮かぶ部分もあれど、さわやかなコメディタッチに好感をもって観終えた。

 

最後の方で、ビートルズファンはきっと胸を締め付けられるであろうエピソードが出てくる。ファンはぜひ観に行ってほしい。ファンにとっては、ある意味で数十年かけた答え合わせのような気持にもなるのではないか。

 

ビートルズの曲を知らない人には、音楽の普遍性を知る良いきっかけとなっているし、こういう形でこれから出会えるのは羨ましい。

 

二十世紀ポップカルチャー最大のアイコンの抜けた穴を追う、ジャックと観客たち。それは人類の夢でもあり、あの頃の当事者やファンたちが去っていくことへの鎮魂歌にも思えた。

アベノジェノサイド

togetter.com

 

国は零細事業を根こそぎ燃やし尽くしたい。緊縮、増税、ポイント、インボイス、レジ袋。そうすることで非正規人口を増やし、おのおのの確定申告を受理する手間を省きたい。これがアベノジェノサイド。

www3.nhk.or.jp

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ジョーカー見た。ネタバレ含む。

 

https://www.cinematoday.jp/page/A0006895

この記事はこの映画の中でのオマージュのネタ元がいくつか挙げられている。

 

自分は以下も感じた。 電車のシーンは時計仕掛けのオレンジでのホームレス襲撃をやられる側から描き、背中の歪みは報われぬ生涯を送ったノートルダムのせむし男、アーサーの名前は父を知らぬ無名の若者から強い王となったアーサー王だろう。おそらく50-70年代の英米ポピュラー音楽からも暗喩を多数引用してる。

 

たしかに表現はきつい部分もあるし、必ずしも共感できない部分も多いけど、様々な問題や事象を破綻なく重ね合わせたストーリーは分かりやすくストレート。間違いなく現代を象徴するような一本であると思う。

 

万人におすすめとはいえないエグさもあるけど、今見れるひとは見た方がいいと思う。

 

*以下追記

 

母親の最期は、妄想だと思う。

そして黒人女性は生きている、と思いたい。

山本太郎は、クリーンなバラまき経済・新型経世会か。

小泉さんから、現在の安倍さんまで麻生さん以外は清和会である。清和会とは40年前でいうと福田派だ。

 

それまでは基本的に田中派である経世会が主流であった。清和会は長年冷や飯だったのだろう。

 

経世会は「政治主導・ばらまき政治」だったと思う。これがバブルがはじけ、金回りが悪くなったためだろうか、様々にぎくしゃくしたようで汚職まみれだったことが伝わり、自民党政治は国民の反感を呼んでいた。

 

*

 

そこで現れたのが清和会の小泉さん。自民党をぶっ壊せと言っていたが、つまりは経世会田中派をぶっ壊して、派閥の力を逆転したかった。

 

見事、小泉ブームに乗り、清和会は自民党の主流となった。小泉さんは郵政族であったが、郵政省と戦い、そのころ拡大してきた官僚との戦いにも勝ったように見えたが、実は相手は郵政省だけだった。

 

そしてその後、同じ清和会の安倍さんの第一次政権は構造改革を唱え、官僚との対決姿勢を見せたが、なぜか色んな事()が色んな所()からリークされ参院選にぼろ負けし、退陣となった。復活後はもう構造改革とは言わなくなって、政権は盤石。官僚と仲良くするといいことがあると学んだのだろうか。

 

これもどこからか教わったのか知らないが、経済はバラまきに反し、緊縮。PBの御旗の下に増税一路。しかし財界からの要望で、法人税は少なくし、消費税を上げるという庶民泣かせ。経済を上下に分断する庶民緊縮経済。

 

*

 

面白くないのは、小沢一郎である。長年田中派の影のボスであったが、清和会に干され自民党を飛び出した。しかし紆余曲折あって、尾羽打ち枯らす状況。もはやあの「政治主導・ばらまき経済」は遠く成り、国民経済は窮乏し、己の存在も小さくなった。

 

そこに現れたのが、山本太郎。潔癖と見えたので「クリーンなバラまき経済」を教え込んだと様子。そして選挙上手の手法も相伝したのだろう。喧嘩上手らしいトリッキーなゲリラ攻撃でインパクトは充分。

 

*

 

緊縮経済はますます悪化し、おそらく経世会の世もそろそろ傾き始めるだろう。つまり日本の政治は自民党の中の主導権争いで、長年の田中派支配を、この十五年ほど福田派に変わっただけ。そこに山本太郎の「新型ばらまき政治」で経世会的政治経済の復活をもくろんでいるのではないか。

 

*

 

そう考えるとこの数十年は野党の存在は無きに等しく、40-50年前の自民党内での派閥争いが続いているんだなという気がしてきて虚しくもある。

藤井聡のラジオの話。

元内閣参与の藤井聡がラジオで話したことが話題になっている。自分も聴いていた。内容は以前MXで話していたことと基本線は同じだった。

 

国民の生活を良くするには減税をして経済を活性化しないとだめ、ということを六年にわたり安倍さんに話してきた。しかし経済政策はその他の力学によって決められるため、聞き入れられることなく増税になった。そしてそれをきっかけに内閣をやめた。

 

力学とは官僚・財界・アメリカのようだった。どうしても国民生活の優先順位は下がるという。安倍さんは充分に分かっていて、そうしている。

 

でも国民の優先順位が低いのも当然だ。投票率が低いから、組織票で与党は勝てる。全体の二割を切った得票率でも、盤石だ。

 

われら国民は間抜けである。自業自得である。5分10分先にある投票所にもいかない。そこまでおぜん立てされてても半分以上、投票所に行かないのだから。おとなしい家畜の人間牧場みたいなものだ。舐めれれて当然だ。

 

これがあと二割、全体で七割の投票率であれば、与党も野党も政治家は本気になるだろう。全体の投票率が高い時ほど、与野党逆転の芽があり、そこまでいかなくても拮抗に近づく。与党は怖がり国民に向けた政治を考え、野党は逆転に向け気合を入れる。

 

はずなのだ。

 

 

館山在住の親族は割と元気に、県北に戻ってきました。

ありがとうございました。

それでも現地の窮状はすさまじいらしく、

他に行くところのない人を皆で案じております。

一刻も早いライフラインの復旧を願っています。

 

それにしてもこれだけの災害国なので、そろそろ本格的な防災復興省の必要性を感じます。

防災担当大臣にあたるポストはありますが、これは組織的なものではありません。

統括的・組織的・継続的な仕事を任せられる省庁を望みたいです。

 

千葉の零細企業・個人商店は、もともとの消費増税に加え、この台風被害。農海産物も、他製造業も大打撃だろう。本来の消費に向かうべき資産が、修繕・復興に回ると、これまでの予定や経験と違う経済循環にもなり、不安定さも増す。

 

大手企業はすぐに復興できるかもしれないが、小さな資本は弱い。

 

戦後は農家が多く、商店の多くは個人であった故、ほとんどが個人事業だったが、GHPは資本主義≒株式会社を広めたかった。税収に関しても会社を通じた方が脱税も少ないので、国もこれに乗っかった。故に徐々に零細事業所は減り、平成はジェノサイドのように減少した。その上、この増税に千葉は台風である。身の回りに個人事業者が多かったので、大いに落胆している。

 

本来、小売りなどというものは、庶民の生業で、庶民の市場であった。大資本は製造業や輸入商社であり、素材・原料を買い付け、作り出し、卸しをしていた。それが昭和の終わりごろから、BtoC(←この言い方も最近だけど)にまで拡大してきた。外圧で大店法が改正されてからだ。庶民の市場を大資本が乗っ取ったのだ。大小が同じ市場で争えば、どうなるか分かる。

 

ネットを見れば、個人事業への風当たりは強い。弱者は消えろという。昔を知らない若者たちは、まるで自分は生まれてから大資本の側に属しているような声を上げる。君たちの親や祖父母たちはそういう世界で生きて生かされていたんだよと思うが、そのような歴史認識がないからこその「こども」たちなのだろう。

 

かつての自民党はもっと包摂的であり、角栄による経済拡大は共存共栄の体制・理念が自然にそこにあったろうと思う。上も下も潤い、循環していこうという考えではなかったか。というかそれ以外に思いもつかなかったのではないか。

 

千葉が被災してる間、内閣改造が優先され、災害対応が後手後手に回されたように見える。その内閣には人気者の四世議員がこれまでの繋がりを断ち切って選ばれ、明瞭なれど意味不明なスピーチで人気を博し、内閣支持率は上がり続けている。支持しているのは国民である。

 

思えば、現政権の清和会とはつまり反角栄であった。

 

 

台風15号の被害があまり報道されていないのは、自治体も報道も被害が把握しきれていないからではないだろうか。南部の山間部には取り残されている家もあると思う。ヘリコプターなどはどれくらい出ているのだろうか。今回は上空からの取材映像などはあまり見かけない気がするのだけど。

 

船橋近辺の自宅は一日目に、周辺の木の枝の片付けに終始していた。千葉南部が壊滅というのは殆どテレビでも報じられず、そこに住む親族の電話で初めて知った。二日たち、成田方面が危ないというのをテレビでわずかに知り、そちらに住む知人に連絡を取ると、大変なことになっていた。千葉に住む人間でさえ、それくらいの遅れをもって知ったのだ。

 

千葉は、今まで台風災害は少なかった。半島なので過去にもっと被害があってもおかしくないのだが、幸運だったのだろうか。そのせいか自分たちも自治体も東電も、甘く見ていたところがあるのかもしれない。

 

台風中心部はおそらく地図でいうと千葉の左下、君津辺りから市原・千葉市南部・佐倉・佐原を通り、茨城県鹿嶋市辺りを抜けたのではないか。風が強い台風の進路東側に当たった方は大災害となり、そのラインより西の自分の住んでる県北西部は被害が少なかったと思う。

 

少しずれていたら、自分の家も危なかったたろう。もっと西寄りで東京を通っていたら、都心の基幹部にも被害はあったのではないか。(その辺りは電柱は埋没してるけど)

 

館山の親族と連絡取れました。

館山の親族と連絡が取れた。

・本人は元気。

・電気は自宅まで届いていないが、隣までは届いているので、分けてもらっている。

オール電化なので水で身体を洗っている。

・灯油コンロで煮炊きしている。これ便利。

・もともとパック米飯で普段から食事をしているので、備蓄があった。

・スーパーにお客さんが沢山きている。食品もあるときはある。

・自分の周辺は水は届いている。

・ホームセンターも開いている。

・基本的に自分はそんなに困っていない。

・東電に電話しても、自宅前の電柱復旧は相当かかりそう。

・県北方向に移動しようと思えばいつでもできるが、田畑・庭があれているので片付けをしたい。

とのこと。

ご心配いただいた方がいたら、ありがとうございました。

天井に水が溜まったら、下から穴を空けて排水することもできる。ダクトホースも便利。

昨日、被災した成田方面の知人の仕事場の屋根が飛んだということで、さっそくお見舞いに行った。

 

土間の作業場のブリキ屋根が飛んで、屋根下の天井板の上に水が溜まっているという。

 

さらに雨が降ると天井ごと落ちてくるかもしれいないし、長いこと梁や柱が水に浸かっていると痛むかもしれない。ということで、天井の板に自ら穴を空けてみず抜きすることを提案した。

 

しみ出してくる雨水は、どこから漏れるか分からないが、自ら都合のいい部分に穴を空けてしまった方がいい場合もあると思う。

 

また空けた穴から落ちてくる水が、容器で受け止めにくい場合もある。水が大量でなければ、下のような自在に形を変えられる蛇腹式の金属製や樹脂製のダクトホースなどをうまく使うと、外に排水したり、バケツに溜めたりしやすいと思う。手に入れられれば、案外安価でもある。

 

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もしも水が漏れ続けるようなら、ダクトの端に花びら状に切り込みを入れて開いて、天井にねじ止めしても良い。

 

 

郵便なら千葉南部に連絡取れる可能性高し

千葉北西部から千葉南部の町に普通郵便を送ると、いつ届きますか? と郵便局窓口で問い合わせたら、道路事情が悪くなければ明日付きますということでした。

 

現実にはそう上手くいかないかもしれないけど、電話連絡・ネット通信が不可能でも、郵便通信網は生きている可能性が高いようです。

 

手紙と現金と返信ハガキを入れて、連絡の取れない人に送りました。お試しください。現金なら現金書留で。

災害観が変わった。

千葉南部の台風、親族も被害にあっていて、比較的軽微らしいので一先ず安心したものの、地域一帯に電気は戻らず、通信も途絶えた。通信基地の電源がアウトしてるという話もある。

 

現地入りも考えたが、情報も少なく、混乱の中に素人が徒手で乗り入れるのも危険を増やすだけの気がするのでやめようと思う。本人は、これ以上何かあれば県北のこちらに移動すると言うことであったので、連絡か到着を待っている。

 

それにしても、今回の台風の酷さは災害観を変えつつあると思われる。温暖化によって台風が強力化してるのであろうか。電線の地中化や発送電分離後の在り方なども今一度本腰を入れて考えないとならないと思う。国内の停電なんて最長でも二、三日と思っていたが、ある程度の復旧まで半月あっても厳しいと感じている。また真夏でなくてよかったとも思う。

 

現地の様子が伝わりにくい反面、東京発のメディア情報が呑気に見えて気になる。せめてラジオだけでも災害特化した情報局が設定されないだろうか。現地は、車載か電池式のラジオしか情報源が無いはずである。同じ情報であっても繰り返し伝えることが重要である。

 

通信や情報が途絶える事への恐怖も改めて強く感じる。何も流されなければ、何もないことになってしまう。実は南だけでなく、成田近辺もすごく被害が大きい。これも伝わっていないのではないか。

 

この台風がもしも東京中心部を直撃していたら、余波はこんなものではあるまい。日本全体が麻痺していたろう。あまり報道に乗らないが、茨城の原子力施設の状態も衝撃が大きい。それを念頭において国レベルでの対策対応とデータの蓄積をするべきではないか。