野良馬ヒンヒン

思いつきを記録しています。下らぬものです。

サム&デイヴ ソウルマン には二つのバージョンがある

中学生の頃(86-87年くらい)にブルースブラザーズがテレビで放映されて、その音楽のカッコよさにぶっ飛ばされた。それ以来サザンソウルが好きになった。

 

そのBBのコンビの元ネタがサム&デイヴだということで、ベスト盤をレンタルカセット(!)で入手。コピーされたものを繰り返し聴いた。

 

その後も別のCDを手に入れてやっぱりよく聴いたのだけど、大好きな「ソウルマン」にはバージョンが二つあるようだと気が付いた。

 

最初に聴いた方は、ギターのオブリガードのタメがよく効いているように思えた。こっちの方がよりブルージーで自分の好み。後から手に入れた方はオブリのフレーズがオンタイムでスムーズなんだけど、ブルージーさはチョット欠ける気がした。

 

それを長年時折思い出して検索してみたのだけど、そう言う情報は特になかった。きっと別にどっちも全体的にはカッコイイのだから、大した違いじゃないし、事実に気づいてもとくに問題にはならなかったのだろう。この大らかさはサザンソウルらしくて良いのかもしれない。ビートルマニアの繊細さとはちょっと違う。

 

それが今日思い出してまた検索してみたら、英文のWIKIには載っていた!

hrvwiki.net

Original and alternative recordings という欄である。

 

DEEPLで訳すと

「オリジナルと別録音
同じセッションで、「Soul Man」は2つのバージョンが録音され、その後どちらもリリースされた。この2つのバージョンの違いは、曲の最初の30秒の間に見られる。一方のバージョンでは、サム・ムーアが「Comin' to you...」と熱唱して曲が始まるが、もう一方のバージョンでは、「Comin' to ya...」という歌詞が冒頭に出てくる。後者の方があらゆるフォーマットで入手しやすく、前者は45回転のオリジナル盤で入手しにくい傾向があるが、ラジオで最もよく流れるバージョンである。この曲のモノラル盤(シングル)とステレオ盤(アルバム)には、それぞれ異なるバージョンが収録されています。」

 

シングルとアルバムで違うらしい。

違うと言われる二つを改めて聞いてみると、どっちもカッコ良くて違いが良く分からなくなってしまった…。

 

こっちが自分が最初に聴いた方だと思う、おそらくアルバムバージョン。 

 0:16の歌い出しの節回しがちょっと違う。

 0:39のギターがルバート気味でちょっとブルージーにもたらせている。

 

こっちは自分があとから聴いた方でシングルバージョン。

 0:18~歌い出し  0:41~ギターオブリ

多分、日本国内ではこちらの方がよく聴かれているのではないか。例えば明石家さんまの「から騒ぎ」で流れていたのはこちらだと思う。

 

ちょっと違いませんか?